2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

エクセス・ポルノ

明石駅からふたつ南に入った、時間が止まったみたいな商店街で信じられない映画館を発見。タイトルバックでお馴染み丸にKの日活の看板も眩しく、硝子戸の向こうに並ぶ戸扉はすべてビニールレザー貼り。どう見積もっても昭和30年代以前のたたずまい。初夏の…

ミスター・ティップスと呼んでいる!

そいや戦え!MJの最終回とシュガロンの両者ともに登場する愚連隊の描き方や顛末が、同じ沖縄出身の金城氏とウエショーであれほど違うのはジャリ番への姿勢と、言いたくないけどやっぱり人間性の違いなんだろうかと。WOWOW「夜の大捜査線」。タイトルと内容は…

怒る!

ところでキカイダーのリメイクと言えば吉川進も公言した通りメタルダーのハズが、こちらも雨宮慶太丸出しだからかしらん、なんかなかったことになってる印象でやっぱりどないねんと。

公務執行妨害で、射殺する!

今日は年間でにばんめに感謝をこめてアタマをさげる日だった。ちなみにいちばんが夏冬のコミケであるのは言うまでもありません。NECOの「戦え!マイティジャック」は最終回。矢折れ刀尽き、満身創痍の金城哲夫がそれでも見事にまとめあげた文句なしの傑作。…

為さざるあり、しかる後、以て為すあるべし

「決定版・ヤクザの実践心理術」を買った本屋にて、艦これ特集の安易なアニメ雑誌かと思ったらその正体はモデグラで、(もう何十年も手に取ってないけど)やせ我慢が信条の雑誌だと思ってただけに冗談でなく驚いた。「男の条件」で言うと「やせ我慢も限界なり…

生きておらんで良いッ!

天神橋筋商店街のオムライス屋さんで平田弘史先生そっくりのじいさん見かけてそのミスマッチが微笑ましかったと言うハナシ。

シャークジョーズ

「Wake Up, Girls!」のブルーレイの3巻が昨夜頼んで今朝届く。WUGとアイワンの仙台緒戦と、メンバーでもまあこの子はいらんかなと思ってたあいちゃんが逆転大ホームランをかっ飛ばすハナシの前篇。改めて観てもこのへんからこのアニメはのっぴきならない感…

ひっじょーにキビシーッ!

日本映画専門チャンネル「逃れの街」。どんな映画でもなぜか途端にATGっぽくなる水谷豊の主演と、必殺シリーズ以外はハズレがないと思う工藤栄一の監督で楽しみに観始めたら「原作・北方謙三」のテロップでどないねんと思ったけど、ハナシはともかく凝った画…

The Living Room

谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」読了。開巻の物憂い雰囲気にこれやから日本文学は!とうんざりしてると素晴らしく面白くなるので要注意の一冊。病的なほど緻密に活写される猫のリリーと、今津から芦屋まで馴染みのある阪神沿線の界隈が登場するのも楽…

夏は孤独でいるには最悪の季節だ

ロバート・ネイサン「ジェニーの肖像」読了。エスエフとは思わなかった。画家の青年と会うたび成長する少女のプロットは和田慎二の読みきりマンガ(主人公が和田慎二で今井のサンダーボーイやブルマァクの新マンが登場する)で読んだ覚えがあるけど、これがも…

超破壊光線!

ニュースで大砂嵐と聞くたび神砂嵐を思い出さない?タツノコランドのフレンダータンク。箱なしでパーツ(インストにゼンマイは無論、パーツ押さえの帯まで)すべて揃いと言う、稀少なキットが後顧の憂いなく組み立てられる理想的かつありえないコンディション…

俺はスーパーマンじゃない!マシンマンだ!

絵づらと徳育の両面とも「野良犬コロの冒険」はいいなあ。視聴者からの質問に「でも地球の食べ物の方がずっと美味しいよ!」と答えるニックも最高。しかし歩道橋にドルフィンを上げる東條組に、銀行強盗がマシンサーベルを奪った途端に電撃にやられる高久脚…

悪と斗い、今日も行く

東映チャンネルで(宮内センセが珍しく頼りない顔してる)エクシードラフトの神と悪魔の最終決戦を観ていたら、いきなりキカイダーの映画のスポットが流れてわが眼を疑ったけど、キカイダーも響鬼も、どう考えても雨宮慶太をなかったことにしてる東映って一体…

戦いすんでー日が暮れてー

休日は夏コミに向けて遠藤さん本を日がな執筆中。しかしワードに向かって何時間うなってもいっこも浮かばないテキストのネタが、なぜ手帳にボールペンだと汲めども尽きぬ泉のように湧いてくるのか。謎だ(なぜだなぜ、謎だ謎)。もっとも湧いてくるだけで精度…

ぼかぁいま、地質学の研究をしているところです!

トラック野郎シリーズの監督で、強い照明で影を作らないほうがバカに見えていいだろう?の名言を残した究極の職業監督のひとり、鈴木則文氏が亡くなったらしい。30数年来で待っている実写版ドカベンの野球編は一体どうなってしまうのか!?「Wake Up, Girls!」…

よいこのみんなはババアを大切にね!

今週のゴラクは(郷力也の新連載はゴミにもほどがあったけど)、ばっどまんとリバースエッジが続いて載ってるだけでなんか凄いお得感があった。しかしゴラクもずいぶん読むとこなくなった感じだし、そろそろ新しい料理ネタを引っさげて土山しげる先生にカムバ…

ダーバン

スターチャンネル「スコルピオ」。カッコいいタイトルのスコルピオは殺し屋アラン・ドロンのコードネーム。でも主役はビスコンティの「山猫」以来のコンビになるバート・ランカスター。東西冷戦を背景にしたスパイ戦が滅多なことで面白くなる道理もなく、キ…

いえ、あれは白鳥でございます!

年に一度の厄払いで門戸厄神へお参りした日。東映チャンネルのグレンダイザーは白鳥爆弾のハナシ。敵の1手2手先を読む頭脳戦が(前回のウエショーがダメにもほどがあったぶんも)ダイザーとは思えないほど素晴らしい。そして科学者らしくアスペルガー丸出し…

SHAFT!

ムービープラス「黒いジャガー」。リチャード・ラウンドツリーとブラザーたちが黒人パワーを爆発させる映画。まるでテレビシリーズのようなスケール感。あと黒人は全員チコ・ローランド(デンジマンのオープニングで赤城一平にKOされるひと)に見えるのはなに…

ボギー、ボギー、あんたの時代は良かった♪

ザ・シネマ「カサブランカ」。セリフがいちいちカッコいい映画。でも有名な 「昨日の夜はどこにいたの?」「そんな昔のことは忘れた」があんなにサラッと使われてるとは思わなかった。そして「君の瞳に乾杯」は安売りしすぎ。ハンフリー・ボガードがヒーロー…

傷だらけの勝利

おススメでお借りしたDVD「トーク・トゥ・ハー」。冒頭、スリップ一枚の老女2人の前衛バレエ?で始まって大丈夫かおい!と思ったけど、以降は素晴らしく透明感のある画面に音楽(劇中歌のククルクク・パロマが最高)、ヨーロッパの素敵なインテリア、そしてダ…

戦わないための言い訳なんて、無限に考えつけるものなんだ!

秋田書店なのにサンデーコミックスや、児童雑誌のまぬけな記事(タロウがいなくなった地球を次に誰が守るか兄弟でもめるやつとか、テレパシーの周波数が違うからウルトラマンとサンダーマスクは共闘できないとか)が不思議でならなかったワタシから遅れること4…

やはりジョージは生きている!しかも助けたのは南部だ!

(冗談でなく)「Free!」に感化されて水泳を再開してみた。実に数十年ぶりならまともに泳げるかすら怪しかったけど、とりあえず500メートルは楽勝だったんでひと安心。体力維持にはブルーカラーも悪くないと初めて思ったような按配。イマジカ「道」。神がかっ…

キングシーサーだけじゃ!

日本映画専門チャンネル「ゴジラ対メガロ」。ジャリの時分に映画館で見た思い入れと言うのは実に恐ろしく、箸にも棒にもかからないのが分かっててもなんか捨て難き映画。奥様コーラスが素敵な「ゴジラとジェットジャガーでパンチパンチパンチ!」が家にあっ…

私が来月NASAのスペースシャトルで飛び立つのと同じくらい絶望的だ

ダグラス・ケネディ「仕事くれ。」読了。原題は「THE JOB」で邦題は正しく内容を伝えてない気がする。広告代理店を戦場にするエネルギュシュなエリート・ビジネスマンの栄光と挫折。謀略の果てにリストラされた主人公が、持ち前の行動力と誠実さ(それでいて…

あーらマチコちゃん

やんやんマチコのコーナーがキディランドから遂に消えてしまって残念。阪急三番街に出かけるときのいちばんの楽しみだったのに。復活を期す。そして安元洋貴のベストワークはおかまのセーラさんでまあ間違いない。

ゾフィのバラード

WOWOWのウルトラマンエースが早くも最終回。みんなが大好き例のセリフはあい変らずどうかと思うけど、北斗がお子らに正体明かして変身して、「さようなら地球、さようならTACの仲間たち、さようなら、北斗星司」のセリフをもってジャンボキングとの最終決戦…

いたはししゅうほうと

スターチャンネル「フレンチ・コネクション」。ジーン・ハックマンが好きか嫌いかで評価が分かれると思う映画。ちなみに自分はどっちかと言えば後者で、しかしそれをさっぴいてもウィリアム・フリードキン監督のリアルな絵作りがとことんまで機能して、恐ろ…

アリーベデルチ(さよならだ!)

スターチャンネル「旅情」。レナート役のロッサノ・ブラッツィがいまの自分より若いくらいなのに実にダンディでカッコいい。まったく同じ人間とは思えない。と言うかベネチアをたくましく生きる浮浪児マルロくんすら女性の扱いに長けるイタリア人ってどうよ…

キング・オブ・スリルス

ザ・シネマ「バーディ」。テンフォーでも「大空を飛ぶ少年」が上位にくるワタクシ的にとてもポイントの高い映画。瑞々しい画面を締めくくるラストシーンは主題歌の「ラ・バンバ」を控えて最高の演出になっていると思う。でもあんまり人さまにおススメできな…