ボギー、ボギー、あんたの時代は良かった♪

ザ・シネマ「カサブランカ」。セリフがいちいちカッコいい映画。でも有名な 「昨日の夜はどこにいたの?」「そんな昔のことは忘れた」があんなにサラッと使われてるとは思わなかった。そして「君の瞳に乾杯」は安売りしすぎ。ハンフリー・ボガードがヒーローらしく締めくくると思ったオチを、悪役のクロード・レインズ演じるルノー署長が全部持ってったのもビックリ。ボギーとイングリッド・バーグマンのツーショット以外では、「ラインの守り」を斉唱するドイツ将校らに対抗してフランス人らが一斉に「ラ・マルセイエーズ」を歌うシーンが素晴らしかった。ミニチュアにスクリーンプロセスのトクサツが結構効果をあげていたのは余談。メカンダー好きとしては津嘉山くんが吹き替えたボギーもいっぺん観てみたいのも余談。マイケル・カーティス監督で1942年。戦時中!