2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

要は心構えだ!

スターチャンネル「反撥(1964)」。終始ねちっこくて薄気味悪い、しかも最後はポランスキー全部ほったらかしの精神衛生上とてもよろしくないサイコスリラー?ホラー?。ちなみに二次コンのワタクシが三次の映画女優に可憐さを覚えたのはこの映画のカトリーヌ…

ミレーヌ・ドモンジョ

スターチャンネル「ヘルハウス(1973)」。地獄屋敷と噂の高いベラスコ邸に頻発する心霊現象をオカルティズムとパラサイコロジーの両面でドキュメント・タッチで検証する怪奇譚。お馴染みリチャード・マシスンの脚本もいい。「2001年宇宙の旅」のトム・ハワー…

私の体の計算機が危険度5を越えている!

ちょっとマイナーなステゴサウルスことケントロサウルスのソフビ人形を譲ってもらった。ケントロサウルスを選ぶ不詳メーカーのマニアックさに、ブルマァクのボーンフリー号にピッタリのサイズなのがまた嬉しい。久しぶりに満足度の高いおもちゃだった。ボー…

フォーティアルフィフトゥラ

AT-X「トワノクオン」。全6話の5話と最終話。とにかく冗談みたいに絵が上手い。格闘シーンの量感なんかどないねんというぐらい。サイボーグ・ガンマことひずるちゃんも別人みたいに可愛くなって言うことなし!(死んじゃうけどな!)。ハナシも綺麗にまとまっ…

その男と出会って、生き延びたヤツはいない!

ムービープラス「トム・ホーン」。 老いらくのマックイーンとトム・ホーンの姿が被ってとてもさびしい気分に。それでも愛馬と愛銃で牛泥棒らを駆逐していくマックイーンには絶対のカッコよさがある。悪くない映画だったけど地味に過ぎて風評はたぶん芳しくな…

大和は国のまほろば

日本映画専門チャンネル「君よ憤怒の河を渉れ」。「憤怒」と書いて「ふんど」と読ませるあたりからして普通でない映画。健さんはじめ豪華俳優陣もとんでもない役回りばっかり。そんななか原田芳雄だけが別次元の人みたいにカッコいい。なかでも終盤、当然み…

ナポレオン

ムービープラス「スパイダーマン2」。苦手なアメコミでも日本人のワタクシの琴線にも響くこの映画だけは別格。それだけに2で終わっといて欲しかった。ムービープラス「ランボー」。これも1で終わっといたが良かったのではなかったかと。それはともかくアメリ…

なぜ人間が少なくなったか?

「一騎人生劇場・男の星座」読了。プロレスに全然まったく興味がないぶん中盤まで辛かったけど、大山空手が世に出てからがぜん面白くなって、しかしなかんずく白眉の「空手バカ一代」の有明正吾のモデルになった春山章(とジャーニーさん)の章を経て、盛り上…

ロキソプロフェンナトリウム

水が調達できず仕方なくロキソニンをガリガリ齧って飲んだワタクシってちょっと花のサン・ジュストさまっぽい?

お前のカオスを再構成してやろう

AT-X「紅三四郎」の「夕陽の決闘」。昭和44年にこんなもん作られたら後発はなんもすることなくなるではないかと色々と心配になるハナシ。ちなみに後年の「キャシャーン無用の街」とほとんど同じ展開で、キャシャーンがフジテレビ好きのする西部劇ベースのエ…

トクサツを信じないやつはこうだッ!

AT-X「銀河旋風ブライガー」。白猿ハヌマーン張りのザンコク描写で「情け無用のJ9」をアピールするアイザックっていかがなものかと。あとブライガーの序盤しかやってない作画の山崎正美って、ひょっとしたら小松原一男その人ではあるまいか。フルタ・レッド…

田中雄一先生ごめんなさい(ガクッ)

と言うわけで「夏色キセキ」の悪の佐天さんこと優香へと改造する雄図を胸に、アルターの佐天さんフィギュアを買ってみたけど改めて見ると優香と佐天さんって全然まったくの別人で打つ手なし。一応絵を描いてる人間としてお恥ずかしい限り。でもまあ実は佐天…

神よ私は美しい

アニマックス「聖闘士星矢」。白銀聖闘士・リザドのミスティが荒木作画で美しく登場!(でもミスティのカウントで続く次回は佐々門先生)。それはともかく原作との帳尻あわせのテレビオリジナルの嘘が色々と酷すぎる。まさにひとつ嘘をつくと20の別の嘘をつか…

平和の戦士は死なず

テレ朝チャンネル「新世界より」。第8話。世界観も作画も戻らないどころかホモアニメに転じたところで観るのやめ。星野貴紀も出てきたのに残念。そして今期アニメもいっぽんも残らなかった。もう死ぬまで「夏色キセキ」を観ていよう…。キッズステーション「…

背景ばかりリアルではまるでゲゲゲの鬼太郎になってしまうので…

アスカええなあ。ほのかみたいで。ほんでもって綾波もええなあ。優みたいで。しかし(たぶん)いちばんええシーンにいちいち林原の歌が流れるのは、ジャリ番にしてはあまりにも決まりすぎた「男の名は仮面ライダー」にお子らの声援を加えて故意にデチューンし…

サイボーグになった利点はアイスを食べても太らないということね

水上勉「醍醐の桜」読了。深い情緒を湛えた著者の晩年の短編集。表題作の「醍醐の桜」から日常描写のさ中、著者が戦時中に配属されていた輜重隊に与する騎馬のまぼろしが常用薬の作用で半世紀を越えて著者の病室に現れて、戦後の苦しい半生を人語で打ち明け…

「全部デジタル…そういうの合わんのだよ」

文太兄いカッコいいなあ。こうでなくては!

この粘着力のなくなった絆創膏!

AT-X「トワノクオン」。いきなり冒頭が「AKIRA」のような。そして女の子が「マンガで分かる心療内科」のキャラのような。さらに超能力者の主人公の髪型は超人ロックのような。もりだくさんねぇ。テレ朝チャンネル「新世界より」。第7話。序盤の雰囲気と作画…

師の師と言えば師も同然!

テレ朝チャンネル「新世界より」。第2話。いきなりそばかすちゃんがいなくなってガッカリだよ!アニマックス「聖闘士星矢」。水晶聖闘士との戦いに勝利した氷河の「水晶聖闘士ーッ!先生ーッ!」って、どっちか一方でいいんでないかい。劇場版に繋がるような…

エリさま

久しぶりに帰京した相棒と会って死ぬほどだべったら酸欠でアタマが痛い!(今回のお土産は「一騎人生劇場・男の星座」と「あしたのジョー・本命盤」)テレ朝チャンネルで「チンプイ」観てたら「新世界より」なるアニメの一挙放送のスポットが始まった。なんか…

ダイオウグソクムシ男

ホームセンターでダンゴムシの忌避剤を見て思い出した、以前にNHK総合「ダーウィンが来た!」で観た、ダンゴムシをこよなく愛する少女らの研究への熱意、そしてその成果にはまったく嘆賞を禁じえなかった。ウイルスに感染した青いダンゴムシがいなくなるその…

ぼくぜんぜん見なくなった

録画「夏色キセキ」。劇中で落ち目らしいフォー・シーズンをひとり熱心に応援する優香を喩えるなら劇中で落ち目の「宇宙ターザン」をひとり応援するのび太みたいな?AT-X「モーレツ宇宙海賊」。茉莉香ちゃんの三つ睫っていいよなあ。これで番組が面白かった…

アラビンカラビンスカッピン

地上波で唯一見ているKBS京都の「ハクション大魔王」が驚愕と感動の最終回。これを観て泣かないヤツはもはや人間ではない。この時代の笹川ひろしの手抜かりのなさ、旺盛なサービス精神はちょっと尋常ではない。今回の再放送は久しぶりに万博のハナシ(魔法パ…

前略、土門さん

テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」。有名(らしい)な擬音語「メメタァ」を音でなく絵で見せた時点でいよいよアニメ化の意味がなくなった気が。つかお前はクレクレタコラか。しかもSEは「グチャ」だったし。意味ないやん!そのほかウルトラマン80のナレー…

ようこのようは太陽のよう!

幸田文「闘」読了。タイトルの「闘」は「闘病」の「闘」。そして「闘将」たる主人公を狂言回しに、不治の病だった結核病棟の悲喜こもごもをオムニバスで描いた大衆小説。どの患者のスケッチも劣らず印象に残るが、なかでも長い長い闘病生活からの快癒を目前…

秘密はいかん!公開すべきだ!

日本映画専門チャンネル「妖星ゴラス」。感動の大空想譚。掛け値なしの雄編。しかしあの世界観にマグマはいらんかったやろうと。そして宇宙飛行士の父親の出発も訃報もよそごとに、水野久美と遊び回ってる白川由美ってかなりのおとぼけキャラのような(好きだ…

事件の裏にはヤツがいる

ザ・シネマ「イージー・ライダー」。旅路に向けて腕時計を投げ捨てるピーター・フォンダが実にカッコいい。そのバイクにアメフトのヘルメットでタンデムするジャック・ニコルソンも最高。ニコルソンのシンプルかつ核心を突いた語りにも圧倒される。しかしニ…

光の翼の歌

キッズステーションの「夏色キセキ」が遂に終わってしまった。キッズも見るからにプログラムが払底してんだから延々やってればいいのに。ねえ?それはともかくサンライズ作品「夏色キセキ」の就中傑作の第11話に、久行宏和や加瀬充子の名前があるのは実に感…

ウランちゃん

キッズステーション「戦姫絶唱シンフォギア」。奏が2話以降も登場してるとは思わなかった。なんかダイバダッタみたいな扱いだったけど、ならとりあえず観続けることにする。ドラえもんから原子ろが消えたら、原子ろのエネルギーにいちばん適しているゆえにド…

命の保障のない技だ!

以前に雨Vが貸してくれた石黒正数の作品の一連でも特に心に残った「ネムルバカ」を本屋で見つけたので買ってみる。改めて読んでも絵もハナシも素晴らしく上手くてびっくりする。なによりこれだけの漫画なのに慎ましいのがいい。そんな謙虚さもあわせて掛け値…