待つこと20年くらい、サスガにガルビオンの次くらいにはくるかと思ったけど、どうにもCSは頼りになる気配がなく、思い切って「ななこSOS」のDVDボックスを購入。こう書くとああ、あなたは吾妻ひでおのファンなんですねと思われるだろうけど、そんで吾妻ひで…

ファミ劇の「横溝正史シリーズ・悪魔が来たりて笛を吹く」全5話。いまさらファミ劇を誉めるなんて夢にも思わなかったけど、続きモノの一挙放送は実に精神衛生によろしい。小学四年生だった当時、これを偶然観だしたのがこのシリーズと続く森村誠一シリーズを…

映画の先生から聞くところによると新作スターウォーズのハリソンくんのギャラは25おくえんで、しかも興行収入の2パーセントが入るらしくてむちゃくちゃだ。製作陣も必死やのう。そらまあ喩えじじいでもハリソンくんがいなかったら、5本続けて見事なまでに面…

すっかりテレビドラマ(大半ゴミ)チャンネルになった感のある日本映画専門チャンネル「横溝正史シリーズ・八つ墓村」。全6話の5話まで放送して最終回は年明けってどないやねん。しかしデンソーのコマーシャルが忘れられない本放送が、土曜夜の10時からと言う…

東映チャンネルのジライヤ。毒斎さまへの変装は単なるコスプレではないのか(しかも身長が低すぎる)、スターや暗殺者に変装してもその能力は伴うのか、変装の名人が無名の刑事に変装することに矜持があるのか、様々に謎を残して化忍パルチスは去っていく。そ…

衛星劇場でナポレオン・ソロのシーズン１やってんの見つけて勢い契約してみたら、なんとこれがいまどき字幕版だった恐るべきトリック！いらんわ！忙中閑ありで、ようやくWUG!の後編を観てきたけど、これが前作までと同じスタッフの作品とは信じ難い。技術的…

「「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気」読了。拾える部分がいくつかあると相棒が貸してくれた本。しかし一番のトピックスだと思ったデビルマンの作画で白土武に白羽の矢が当った云々はどないやねんと。妖獣ゴッドとか観たことあったのかしらん。…

あんだけ騒いどいて申し訳ないけど、もう西村賢太の本は読みません。結構買い込んでいた本も未読ぶんも含めてすべて廃棄処分。ずいぶん逡巡したけどエッセイ内で金沢を一方的に侮蔑していたのはやはり看過し難い。まあ本も人も嫌なものはガマンせずどんどん…

ザ・シネマ「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART２」。こちら劇場で観て以来だけど、ビフ爺さんがどうやってデロリアンを操ったのか改めて観てもやっぱり気になる。あと帝国の逆襲やレイダース以上に続くんかい！と脱力したのも当時のまんま。特にバック・…

日本映画専門チャンネル「花とアリス殺人事件」。稀にみるダサいアニメ「楽園追放」で予告を観て以来、いつか観ようと思ってたら予想外の速さでCSに登板。とにかく花とアリスの可愛らしさが尋常でなくて、時間いっぱい悶え狂いそうになってまいった。大傑作…

ムービープラス「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。このパーフェクトな映画を観るたび思い出すのは高校生だった当時、都合で行けなくなった試写会の案内状を洋画好きの英語の先生に差し上げたところ、その翌日「凄かった！お前も観てこい！」とわざわざ前…

キッズのボトムズの野望のルーツ。キリコが不死身であることを証明するにはキリコを殺せばいいんじゃね？と言うとんでもないハナシ。テレビシリーズの何処にインサートしてもハナシが破綻することうけあい。高橋良輔もいつまでレッドショルダーで食えると思…

アンリ・バルビュス「地獄」読了。パリのあるホテルに投宿した青年が、壁の穴の向こうで展開する快楽や苦悩の坩堝に呻吟するハナシ。序盤はきっぱり面白くなくて、たぶん途中でやめるだろうと思ってたら中盤の学者編のあたりから俄然面白くなってきて一気読…

東映チャンネルのグランプリの鷹の後番組が期待のルーベンカイザーでなく、なぜか脈絡なく1000年女王だった件。ちなみにこの作品、当時、産経新聞で毎朝1ページずつ掲載される松本零士の原作マンガのスクラップを二ヶ月くらいで飽きてやめてしまったのと同様…

キッズのボトムズ総集編のクエント編は既に怒るレベルでゴミカスみたいだった(知ってたけど)。これに伴いボトムズファンのみなさんへの印象を確固たるものにする。しかしゴートってキリコが何処に行っても先回って助けてくれるのな。お前は勇午の友達か。ATX…

白川澄子と言えばアッコちゃんが鼻持ちならないぶんも好感度の高い裏ヒロインのモコちゃん一択だけど、銭ゲバ連中のおかげさま久しく観ていない新オバＱのハカセくんも、出来杉くんと同じく育ちのよさそうな声が似合って好きだった。ポールのミラクル大作戦…

ザ・シネマ「がい骨」。同じフレディ・フランシス監督の「残酷の沼」の稀覯本コレクターから遡って、今回のピーター・カッシングは魔太郎や変奇郎でお馴染み怪奇アイテムのコレクター。その真贋すら怪しい稀少品の値段に逡巡しながら、その胸中では既に購入…

NECO「けんかえれじい」。とても高校生に見えない高橋英樹がヘイギャー！レッギャー！の川津祐介のケンカ指南を受けて校内外でのし上がって226事件に身を投じるみたいな映画。ファィトクラブと同様、タイトルからフィジカルな映画と思ったら結構メンタルな映…

日本映画専門チャンネル「病院坂の首縊りの家」。なんかもう様式美の感があるいつも通りの横溝作品に、イレギュラーで登場する草刈正雄の素人探偵が際立ってカッコいい。そんな草刈に並んで魅力的なのが桜田淳子ちゃん。当時から花の中三トリオでいちばん好…

グリーン・インヘルノの予告編をネットだけでなく普通の映画館で流してるらしくて信じがたい。ガキの時分に観た「カタストロフ・世界の大惨事」とか「ザ・チャイルド」とか「ゾンビ」とか「サスペリア2(特に等身大人形が迫ってくるシーン)」の予告編にいまだ…

いまどき珍しいゴア映画で、修学旅行先のジャングルで女子高生たちが土人らに分解され喰われていく森山塔のマンガを思い出さずにいられないグリーン・インフェルノだけど、ハーシェル・ゴードン・ルイスの「2000人の狂人」に比べてオチが全然まったく気にな…

キッズのサムライトルーパーのOVA。ままるが当時以来のファンでも自分はトルーパーをちゃんと観るのは生まれて初めて。そんでハナシは案の定と言うかゴミカスみたいだったけど、お姉さまの黄色い歓声が画面から聞こえてきそうな、美麗な村瀬作画は女の子もち…

ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」上巻読了。読みやすく面白いうえ知的好奇心も満たされる一方、紀元前の人類らの蛮族っぷりにいささか辟易する。あと下巻も古本屋で見つかるかが問題。

東映チャンネルのグランプリの鷹が終了。当時以来で遂に全話観て感無量。辻先生が長期シリーズを回想を交え綺麗にまとめて、作画も上手かった頃の兼森義則で言うことなし。なかんずくサムライにトドロキスペシャルが３台並んで行進するシーンは、１台ぶんの…

高橋真琴が男だった衝撃！週末の怪獣談義はお相手が自分と同じモノ作ってる職人さんで、さらに同じく今秋ひと騒動あったことで、怪獣半分、仕事半分で盛り上がり楽しかった。あと前回からずいぶん時間が開いてレッドタイガーの残りをお渡ししたら、せっかく…

ままるの誕生祝いで心斎橋に中華を食べに出たついで、年末に改装が始まる心斎橋大丸に名残を惜しんでくる。１階フロアやら階段やら、こんな凄い建物を壊すなんてまったくどうかしてると思うけど、無論それは長じてからの心境で、むしろ本館よりはかつての子…

ムービープラスで突然メガフォースが流れてびっくり。字幕はDVD版でいささかガッカリだったけど、2010年代も問題なく面白くカッコいい最高のアクション映画だと思う。ハリウッドの岡八郎ことヘンリー・シルヴァ演じる赤い軍団の司令官グエラと、主人公のエー…

東映チャンネルのグランプリの鷹。サブタイトルまで飾りながらハンスの事故死がまったくドラマに反映されてないのが素晴らしい。サスガは藤川桂介。帰れ！しかし藤川桂介のダメさに気がついてたのが身内で知ってる限り相棒ひとりと言うのは一体どういうこと…

10日くらい前に工作機械に挟んで３倍くらいに腫れ上がった小指が元に戻っても鈍痛が続くんで病院行ってみたら骨が折れてて１回休みの巻。知り合いの洋画家のひとがナニを思ったかいきなり絵をくださったんだけど抽象画ほど扱いに困るものはないと改めて思っ…

キッズのボトムズの総集編(ウド)を観てこのアニメのダメっぷりを再確認するとともに、昔からアニメのハナシをしていて「ああ、この人はバカだな」と思った人が例外なくボトムズに耽溺していたことを思い出したような次第。でもまあATはカッコいいよね。特に…