2016-01-01から1年間の記事一覧

ガンセット!

コミケ終了。予定数がすべて裁けてお買い上げいただいた皆さんに感謝感激。そしてビーン・バンディッツみたいな蛮人かと思ってたら驚くべき紳士だった園やんのご好意にも感謝感激。まったく次回も頑張ろうと言う気になるね。グゥ。

僕の名前はバローネです

カルロ・レーヴィ「キリストはエボリで止まった」読了。紀伊国屋で平積みになってて、タイトル(キリストはエボリで止まってガリアーノに届かず、キリスト教徒でないガリアーノの我々は人間ではない、ということらしい)に惹かれて衝動買いした本。これが素晴…

ひいてまえッ!

9月から11月いっぱいまで全然まったく休みなく働いて、気がついたらクリスマスだったみたいな。そんでいまさらコミケのカタログをチェックしたら、お隣のサークルが園やんとこでビビリまくりみたいな。久しぶりファンコレのぬえ本を引っ張り出してみるとぬえ…

味も見ておこう

J.M.クッツェー「マイケル・K」読了。ノーベル賞作家の書くアフリカの小説。南アフリカのリアルに即した寓話のようで、高次元すぎる大意はきっぱりようワカランかった。全三章から、視点が変わって清潔感がある二章が好み。主人公のマイケルがひもじさから蟻…

アンスンの人生は妥協から始まったのである

「フィッツジェラルド短編集」読了。一炊の夢を描いた所収の6編どれも面白かったけど、異色怪奇譚の「リッツホテルほどもある超特大のダイヤモンド」が就中楽しめた。「メイ・デイ」は序盤のサスペンスが維持できなかったのが残念。あと「グレート・ギャツビ…

他人に説教するほど年をとったのかよ!

改めて観てダンバイン終盤の特にナニがアカンかったと言えば、まずはどう考えてもショウの対になるキャラだったトッドが最終回の前に退場したこと、ほんで乏しい科学力や資材でなんとか作り上げてたプレミアム感が売りだったオーラバトラーが、地上を威圧す…

聞こえないか君、聞こえるだろう君

ギミックが壊れてたトルネードを買って直してみた。古い玩具はモーター音が思ってた百倍ぐらいうるさくてイライラするけど、光る!回る!のキャッチコピーに偽りないビジュアルは実にカッコいい。実際トルネードはスカイライダーのマスク同様、歴代ライダー…

危険迫らば、この箱を開けよ

アニマックスのダンバインが終了。(知ってたけど)これでいいのか?みたいな、感慨もへったくれもないとんでもない最終回だった。そしてハナシがダメになってから登場したシーラ様の人気がいまもって謎。東映チャンネルの劇場版の月光仮面。初代ドクロ仮面に…

僕ホワイティ

男40代で仕事より遊びを優先するようじゃあ見込みないね。肝付兼太の訃報は広くアナウンスされても池谷仙克の訃報はあんまりされない謎。まあどちらもいまどき目立った活動してないからどうでもいいけど。しかし池谷センセはやる気があるときの怪獣怪人に星…

お前が最初に潰されるな!

詩人・藤川桂介のとりとめのないリリックと青木望の音楽を得て、肝付兼太のベストワークは銀河鉄道999の予告編でまあ間違いない。次点はことごとくの発明品がキャンディの状況の好転にまったく作用しないステアでこれも間違いない。ちなみに21エモンでオナベ…

漫画業界全体が甘くなってきている!

あだち充のベストワークはドラマ主体のテレビシリーズを翻案したらなぜかずーっと戦ってばっかりの別冊たの幼のレインボーマンでまあ間違いない。

ダークナイト闇の舞

アニマックスのダンバイン。主役メカがカッコ悪いビルバインになってもタイトルはダンバイン。しかしオープニングでいきなり正体がばれてる黒騎士って一体。まだアルベガスのが観ようと言う気になるのが恐ろしいアニマックスのキャプテンフューチャー。一挙…

シーラ

東映チャンネルのアルベガス。酒井あきよしも前番組のダイラガーの藤川桂介も、これほどヒロイズムが分かってない連中がアニメの脚本を手掛けるなんて大問題ではないか。このふたりと組まされるウエショーが気の毒すぎる。いやむしろ底上げで有り難いのか。…

RX

東映チャンネルでアルベガスがスタート。ここまでダサく作るのは難しいのではないかと言うくらいダサくてビックリする。そんな本編と全然まったく関係なく背景と音楽だけはやたらカッコいい。つか合体ボタンはもっと分かり易くしとかんかいと。

光速突破!

英国製の宇宙船XL-5のスナップカード。ボックス入りはかなり珍しいけど、なにぶん絵合わせゲームなんで、同じカードばっかり入ってて結構ガッカリするぞ。しかしアニュアルの表紙も飾ったXL-5のイラストが半世紀以上前とは思えないカッコよさなんで許す。 東…

世界の新兵器

ヘミングウェイ「移動祝祭日」読了。ヘミングウェイが青年時代を過ごした1920年代のパリを回想する。カフェ、古本屋、美術館、旅行、競馬、食事、そしてなにより友人らと、ヘミングウェイを取り巻く人間的な豊かさに羨望を禁じえない、そして自分にもええ嫁…

どすこい姉妹

東映チャンネルのゴッドシグマが長丁場をこらえて遂に最終回。実に東映らしい投げっぱなしの展開はひとまず置いといて、当時も唖然としたロボットアニメで主人公がラスボスを射殺する顛末は、35年ぶりに観てもやっぱり唖然とする。あと何ひとつ問題が解決し…

オーメン

今週のジョジョはAパートの作画がガタガタでBパートが良い珍しいパターンだった。まるで別の番組みたいな作画でイサムの3人作画回を思い出したぞ。そしてエンディングにまたがるチンチロリンのシーンは原作を凌駕して傑作だった。来週も頑張っていただきた…

どうだ!俺のピッケルフラッシュの威力は!

トチ狂ってメディコムのソフビまで買ってしまうほどピッケルシャークの頭の面取りが好きだ(でもいちばん好きなデストロン怪人はガマボイラー)。アニマックスのキャプテンフューチャー。自称宇宙帝王編(ほんまに自称だった)まで観たけど、これが本気で面白い…

レインボー戦隊

アニマックスのキャプテンフューチャー。とりあえず劇中のみなさんが「おお!あなたがキャプテンフューチャー!」とか「流石はキャプテンフューチャー!」となんぼ称賛しても、視聴者のワタクシには毎回メンバー(しかも乳母ロボット)に運よく助けられてるだ…

失われた宇宙船

アニマックスのダンバイン。当時も話題になった「東京上空」はいま観ても大興奮の傑作だけど、そのぶんも佐々門作画が残念すぎる。特にショウの両親の丸出しっぷりはいがなものか。お前らは勇者シリーズか。しかしそんな佐々門先生が描いてもカッコいいダン…

どっちを向いても未来

アニマックスのキャプテンフューチャー。これが本当にコン・バトラーやコセイドンのパーフェクトな嚆矢濫觴を描いた辻先生の筆なのかと疑いたくなるくらいダメな導入部で唖然とする。もっとも辻先生、昔なんかでフューチャーはイヤだったとかなんとか書いて…

アイアンマン1号

キッズの忍風カムイ外伝の一挙放送のオリジナルオープニング。東芝のテーマに乗って迫りくる追って集団は最高だけど、「今日もまた太陽は昇り、河は流れる」の再放送版のオープニングのがひゃくまんばいカッコいい。きっぱり。イマジカで「宇宙からの脱出」…

重要だったのは「誰でもいい人間」になるのを常に避けることだった

プリーモ・レーヴィ「休戦」読了。通勤電車の読書時間をせんぐら本のネタ出しに費やしてるおかげさま、読了まで恐ろしく時間がかかってしまった。アウシュビッツから奇跡の生還を果たした著者が故郷イタリアに帰るまでの苦境が綴られる。餓えや寒さで悲壮な…

メース!

本棚の整理してるとつい読みふけってしまうてれびくんコミックス。すがやのピンクタイガーっていいよな!と言っておお!と言ってくれる人が世界に何人くらいいるのかしら。大雨の日には30分間ずーっと大雨洪水警報のテロップが出てたサンテレビの冒険コロボ…

フライングナックル!

当時も持ってたアオシマのマッハバロン。律儀にバラ売りの合体マシンを揃えてのち(2000円)、いらん余剰パーツ抜きの合体セット(1000円)が発売されたのもショックだったけど、さらにショックだったのはマッハバロンでいちばん大きな商品だと思っていたこのプ…

ダッソー

ラファールのプラモがホビーボスから出てるとは浅学にして知らなかった。と言うかホビーボスくらい?こんなプラモ出すのは。そんで友人らの頼まれもののついでに自分のぶんとも都合3個買ったけど、出品者の人は重度のモデラーがようやる作る用・置いとく用…

ワシはまだまだヤングソルジャーじゃ!

チャンネルNECO「宇宙大怪獣ドゴラ」。小粒でもアイデア満載で好みの特撮シーンが揃って楽しい映画。就中結晶化したドゴラにギャング団のみなさんが仲良く潰されるシーンは本邦特撮史に残る名場面ではないかと思う(普通は地球最大の決戦みたいになると思うか…

無理すんなよ、色男

衛星劇場「夕日くん・サラリーマン仁義」。マチャアキとの競演と違って今回は名実ともなべおさみの主演映画。スピーディでまったく見飽きない展開と、気の効いた演出で実に面白かった。1973年の街並みや美術もオシャレでいい。舞台になる日食は先だって倒産…

終わりが近いねぇ、 退屈しないねぇ!(ヒエールジョコマン大統領閣下

当初は東日本勢の予定でサークルカットもほのやんだった冬コミの新刊は、ヒロイン数にページ数をかけて残り時間で割ってみたら難しいにもほどがあると判明。急遽ネタ手帳から困ったときの若菜本と言うことになりましたと、ここでこっそり書いておく。