無理すんなよ、色男

衛星劇場「夕日くん・サラリーマン仁義」。マチャアキとの競演と違って今回は名実ともなべおさみの主演映画。スピーディでまったく見飽きない展開と、気の効いた演出で実に面白かった。1973年の街並みや美術もオシャレでいい。舞台になる日食は先だって倒産した日食がモデルになってるのかしらん。なんたって1973年なもんで魔女イグアナと同じ演技のトルコ嬢の塩沢とき、そして小島三児の刑事と二瓶正也の暴力オカマ(この人こう言う役多いよね)はそれぞれ出番は少ないけど必見だと思う。監督は小谷承靖でポーラボーラの人。シリーズ四作目らしいので残る３本も是非観てみたい。

そいやいまやってるゴジラで戦車がホンモノの凄い動きを再現していてこれまた凄いと聞いたけど、ホンモノと同じ動きでついでにCGならまったく意味がないのではないか。そこはホンモノがしない動きをらしくさせるのがプロのサービスと言うものではないのかしら。