2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

習慣とは気違いの一種ではないでしょうか。

石川達三「若き日の倫理」読了。「青春の蹉跌」を読んで感動してからこちら、石川達三の作品を手にするとなぜかしら襟元を正してしまう。昭和11年から同36年までの短編集で、心身で勁烈な女性像をペーソスありユーモアありで描いた所収の作品ほとんど面白か…