2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

華麗なるチームプレイ作戦

「ドキドキ!プリキュア」。ふたりでないプリキュアを逆手にとったチームプレイの本懐、ブレーンの采配による頭脳戦にドキドキへの懸案がまたひとつ霧散した気がする。なんであの場面で「人間万事塞翁が馬」を引用したのかようワカランかったけど。とまれ青…

ボルテッカ

ポリマーやテッカマンがガッチャマンの絵にそっくりだ!って叩いてるやつを見たことがないけど、たまこまーけっとがけいおんの絵にそっくりだ!ってよく叩かれてる気がする不思議。同じ会社が作ってりゃそら当然じゃね?

新たな挑戦!

小学校の頃にテレビで観て、いまだ再見かなわないイギリスのサイコサスペンス「ナイト・チャイルド」でもとりわけ忘れられないシーン、マーク・レスターが電話中で動けない継母のおっぱいを背後から揉みしだく動画がニコニコにアップされてるのを見つけてビ…

遠すぎた橋

正月以来で日本橋へ行ってみたら1話の冒頭でああこれは見なくていい漫画ですねと一瞬で判断したガールズアンドなんたらが大人気みたいでびっくりした。つかみなさんそんなに戦車戦が好きならバルジ大作戦とかヨーロッパの解放とかメガフォースなんか見たほ…

南紀白浜!

ラディゲ「肉体の悪魔」読了。緻密な心理描写に瑞々しい筆致が素晴らしい。でも病的なほど倫理観が欠損した主人公は到底許されるものではない。併載の戯曲「ペリカン家の人々」に「17世紀の子供たちはいまの子供たちより躾が悪かったろうからね」とあったけ…

倫理観

某百貨店のレジにて、前に並んでたすっとろいじじいに元気よく謝られてむしろこちらが恐縮してしまった。よいこのみんなも礼儀を知ってるじじいを大切にね!

バイラム

いま読んでるラディゲの「肉体の悪魔」がパタリロの「人は私を肉体の悪魔と呼ぶ」のイメージと全然まったく違っててどないねんと。もっと淫靡な小説かと思ってたよ!

天魔降伏!

「ドキドキ!プリキュア」。ジョー岡田の特に口元が和也さんにそっくりだと思ったら作監が稲上先生だった。だから作画は無論、さらに今回は内容も会心の出来ばえだったと思う。就中どつきあいのなかでハートとソードの友情が芽吹き、花開くシーンはWSPの「熱…

アディゴ

日本映画専門チャンネル「伝説巨人イデオン・接触編」。3クール近くを90分に如才なくまとめてしまう富野節と、まったく時代を感じさせない湖川絵が凄い。そんな湖川絵をビミョーに思ってた10代を思い返すに、やっぱり若いってのはバカなんだなあと改めて思う…

彼は言語が時として障壁であると気づかせてくれる

ダニエル・キース「アルジャーノンに花束を」読了。かつて石上三登志先生が自己の内部に対する寓話が怪奇モノの本質だと説いた通り、SFよりむしろ怪奇小説の範疇になるようなそら恐ろしい小説で、自分も含めて大勢の読者が主人公チャーリーのどこかに自分を…

見せびらかしてお歩きになるからでございます!

スマイルからドキドキになって一転、絵がキレイになったと幼稚園の女の子持ちの主婦でも分かる人は分かると知って溜飲が下がった日。「たまこまーけっと」。今週はことさらハナシがなかったぶんたまちゃんにモッチーはじめキャラの機微をまんべんなくうがっ…

闇よりなお黒きもの来たる!

知人にもらった「病的に自分が好きな人(榎本博明)」読了。タイトル見たときは「こんな本ばっかり読んでるからお前はアカンのだ!」と罵ったけど、すんません、読んでみたらこれがなかなか面白かった。しかしオタクならことさら、自分の周辺なんと自己愛過剰…

クライム・ジ・エンド

東映チャンネル「特警ウインスペクター」。新兵器ギガストリーマーが登場する前後編。そして香川竜馬のカッコよさが際立つ雄編でもある。小さな女の子まで巻き込んだ俳優陣の体当たりのカットがあい変らずCG無用のド迫力。マドックス頭脳センターの正木本部…

お前のなかではな!

東映チャンネルでようやっとZが終わって後番は当然みたいにグレートだけど、つかあの最終回流してグレートやらなかったら詐欺だけど、グレートと言えば日本列島改造論が終わったおかげさま破壊が思うまま描けなかったグレートはZに比べて結果ダメだったと…

いまこそ!変身のとき!

イズミヤにて、すわ早くも発売かと思ってかごに入れたドキドキ!プリキュアのカードグミ2がよく見るとアイカツ!カードグミ2だった。なんたって主役のデザインが紛らわしすぎる!(ちなみに2度目の勘違い)「ドキドキ!プリキュア」。マントを着なして歌い、…

火星!その恐るべき敵

ATX「gdgd妖精s」。2期は初めて観たけどやっぱりシルちゃんがヒロインやったんや!あと砂漠を割って襲ってくる巨大なトラバサミが火星ジョーズみたいでカッコよかった(あるいはドンキーコングJRのスナップジョー)。

人生は持久戦である

庄司薫のエッセイ「狼なんか怖くない」読了。自殺が社会へのお詫びにはなっても借りを返したことにはならないと言った省察、情報洪水の時代(昭和40年代でさえ)では自己認識の情報処理が困難になり、結果、未成熟な人間が増えると言った省察が面白かった。著…

直角

「たまこマーケット」。時間を飛ばして結果だけが残る攻撃を受けたみたいな動きがちょっとウザかったけど、今週もみんな可愛かった。絵が上手いおかげさまいまどきのアニメでちゃんと笑えるシーンがあるのが凄い。そして来週から、と言って残り2本くらいしか…

ザンティ

ザ・シネマ「ターミナル」。「お国でミステリー・ゾーンを観たことがありますか?「二万フィートの戦慄」それに「蟻人の恐怖」」「それはアウター・リミッツです」のやりとりと、入国管理官の黒人のお姉ちゃんがコンベンションに参加するほどのトレッキーで…

激写ーッ!

先だって読んだ「日本の悪霊」の「春と秋が欠けていた、春については断言できないまでも、牢獄には確かに秋が欠けていた」の一節に勝木一嘉の「金メダルマン」を思い出したこと思い出した。しかしなんで「金メダルカメラマン」は単行本未収録だったのか。ヌ…

鉄の悪魔を叩いて砕く!

みやさんの至芸のひとつだと思うカリオストロの唯一と言って良い失点で、聞いてるこちらが身悶えするほど恥ずかしい銭形警部のアレがあいも変らず世情では名台詞扱いみたいでまったくげんなりする。しかしみなさんそんなに納谷悟朗と山田康雄がお好きならそ…

俺の心をYOROIが走る!

突然ですが3月10日は佐天さんの日!ムービープラス「男と女」。一体どんなセンスを具えてるとこんな鋭利な映像が撮れてしまうのか。すべてが上品で完璧。やっぱり映画はアメリカよりヨーロッパ、ハナシより映像、そして予算より感性であると痛感させられるい…

私たちの望むものは

日本映画専門チャンネル「日本の悪霊」。原作を読み終わったので観てみたが、スタッフが自分らのメッセージに必要な設定だけいいとこどりして、それ以外はまったくの別モンになってて唖然とさせられる。せめて原作に準拠してるのは資産家の襲撃シーンくらい…

青春を無駄にしたものの精神の空虚さが滲み出ていた

高橋和己「日本の悪霊」読了。450ページのボリュームに加えて、該博な語彙の訴求力で恐ろしく読み応えがある小説だった。死に切れなかった元特攻兵の刑事、微罪で投獄されたかつての革命の烈士、この表裏一体の二人の主人公の胸中に渦を巻く世の愚昧なものへ…

変身!

東映チャンネル「仮面ライダーBLACK」。「サイ怪人さまは我々の味方だ!」のセリフがなんたって素晴らしい「復元する生体メカ」は、わざわざラテックス造形で再現してキモかわいいバトルホッパーの復元シーン、そしてサイ怪人にライダーキックを一蹴、ポーズ…

ザ・クレーター

マキャベリストである自覚はないけど、塩野七生の「マキアヴェッリ語録」に感銘を受けると言うことは、やっぱりどっかその気があるのかしらんと気遣わしい。

すべての淋しい夜のために

オープニングでメインタイトルの前にひとりだけ空中回転するキュアダイヤモンドっていいなあ。東映動画のオープニングつながりで一匹だけ回転しながらデビルマンに迫る(そしてデビルビームで黒コゲになる)でぶっちょの妖獣も髣髴とさせるけど、ぜひ本編でも…

もったいないおばけ

「ドキドキ!プリキュア」。こち亀の中川や麗子なんかに顕著だけど、いくら漫画とは言え度を過ぎた金持ちはしらけるばかりで、今後の展開がいささか心配になってきた。と言うわけでありすがとっとと破産して、男!岩鬼よろしく畳敷きのアパートに引っ越すみ…

ご先祖に申し訳ない、疎開だ!

天神橋商店街の古本屋をはしごして、タイトルと梗概に惹かれるまま文庫本を仕入れてくる。三島から薫ちゃんまで色々買い込んだけど、なんたって今回の拾いものは冥府魔道のコレクター道を描いた「コレクター無残!(野田大元帥)」を所収する「73'日本SFベスト…

今夜は青春

自発的に買ってる唯一の漫画「それでも町は廻っている」の最新11巻。単なる悪役だと思ってたモリアーキーこと森秋先生の横顔の描写が実に上手かった。このへんは作者の真骨頂ではないかと思う。それだけにモリアーキーが「ネムルバカ」のウザキャラ・仲崎く…