今夜は青春

自発的に買ってる唯一の漫画「それでも町は廻っている」の最新11巻。単なる悪役だと思ってたモリアーキーこと森秋先生の横顔の描写が実に上手かった。このへんは作者の真骨頂ではないかと思う。それだけにモリアーキーが「ネムルバカ」のウザキャラ・仲崎くんに風貌が似てるのが、紺先輩と鯨井先輩が似てる(と言うか同一人物)のと違って、大きなマイナスになってるのが実に惜しい。喩えるなら紫の顔色に牙までついてる暗黒ダザーン軍団のギラニクさまが実はいいヤツだった!みたいな?あと「二度と行けない空き地」は自分にも覚えがある。あれは一体なんだったのか…。

それはともかくタッツンの出番がびっくりするくらい少なかったよ!

スターチャンネルストリート・オブ・ファイヤー」。公開当時はそのすべてがカッコいいと勘違いしてたけど、いま観ると気絶しそうなくらいダサいのが80年代の悲しさ。サスペンダーにラクダシャツのマイケル・パレも全然まったく強そうに見えないのがまた悲しい。しょのらけんいちのアニメ「バブルガム・クライシス」の開幕のプリス(笑)のステージが、覚えてた以上にダイアン・レインのそれの丸パクリだったのがむしろ微笑ましかった。ウォルター・ヒル監督で1984年。