2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

愛と死と、憎悪が渦巻くメカニカルタウン!

ザ・シネマ「真昼の決闘」。正午を目指して観客と映画の世界の時間がリンクする、たぶん「危機一髪!S.G.M」の元ネタになった映画。そして無法者が全滅した途端にゲーリー・クーパーを糾弾したり放逐していた住人らが大挙して歓声をあげる、その日和見にもほ…

新兵器

発進シーンの注水口のカーテンレールが気になって夜も眠れないNECOのマイティジャックは「怪飛行船作戦」。最終回もサブタイトルだけがカッコいいだけの安定のゴミっぷり。そして今回も松岡きっこを無意味に登場させてみるあたり、大人向け=女が最大のウリ…

日本ハンガー作戦

NECOのマイティジャック「怪飛行船作戦」。太平洋の魚類全滅作戦ってお前はモンスター一族か。

痛くも痒くもないわ!

東映チャンネルで昭和ライダー対平成ライダーの映画のスポットやってたけど、ゆうちょの広告とかで見かける藤岡弘はともかく、サウナニュージャパン以来の速水亮のあまりの老いぼれっぷりに愕然とする。神敬介でもなんでもない、あんなじいさんを金払って観…

ビギン

デイビッド・ブリン「ポストマン(改訳版)」読了。同タイトルで駄作の誉れ高い映画は未見で、同じケビン・コスナーの「ダンス・ウィズ・ウルブズ」や「ウォーターワールド」から拝借した西部劇やエスエフのイメージのおかげさま主人公のゴードンがポストマン…

幻覚に踊るウッソ

アニマックスで始まったVガンダムはやっぱりええのう。作画もどんどん良くなるの分かってるから安心して観てられる。アンドロ軍団並にストイックなジオンのモビルスーツは捨て難いけど、きっぱりガンダムはこれさえあればいい。ガンダムのくせに女の子が揃…

地獄へつづく部屋

ザ・シネマ「ローズマリーの赤ちゃん」。古い物件に引っ越すときは隣近所にもチューイしまショウと言う映画。ポランスキー監督なら当然みたいにねっとりと薄気味悪く、風評に違わぬモダンホラーの傑作だと思うけど、同じくアパートメントが舞台になる、そし…

亜空大作戦のテーマ

日本映画専門チャンネル「つづり方兄妹」。同じこども映画の「ゲンと不動明王」に続いて?乙羽信子と菅井きんが端役で実にいい味を出している。あとブリキ屋の主人を演じる森繁久彌のきっぷの良さがバツグンにいい。森繁久彌がこんなにいいとは浅学にして知…

パゾリーニ

NECOのマイティジャック「大都会の恐怖」。シリーズ随一の透けブラ回。そしてQのエージェントが「ソドムとゴモラ」って言いたいだけの回。とは言え凶悪!にせ南廣(そいやアンチショッカー同盟の上野山功一も出てる)が登場してからの肩の力が抜けたマンガっ…

ムガール

NECOのマイティジャック「燃える黄金」。放送と同じ製作も第11話で、製作陣もモゥ完全に刀折れて矢尽きたの一語とは言え、それでもこれほどダメに作るのは逆に難しいのではないかと思わせる駄作。ミニチュアだけ中途半端に凝ってるアニメっぽいトクサツはシ…

ヤマザキパン

豪雪の影響で車輌が道路上で数日間も足止めされるニュースを観て、大昔に読んだ高速道路の渋滞が長期化しすぎてついに町に完成するエスエフ小説?を思い出したけどタイトルどころか作者すら思い出せなくて気持ち悪い。とまれ被害者の皆さまにはお見舞い申し…

トゥインクル缶バッジ

行きつけの古本屋には百円均一のコーナーに必ず1冊、多いところでは3冊くらい置いてある「ポストマン(デビッド・ブリン)」が面白くて1日でずいぶん読み進んでしまって、昨日の憂慮は一体なんだったのかと。ようやく覗いた三番街のプリキュアショップはあ…

無理に保たれねばならない希望は、もう希望とはいえない

イマジカ「超高層プロフェッショナル」。カッコいい邦題すら知らんかったついでに出演者も「600万ドルの男」くらいしかワカランかったけど、これがモゥバツグンに面白かった!腕いっぽんで超高層ビルを組み上げていく男たち!まさにプロフェッショナル魂!こ…

ゴースン!タイガー!

DVD「大菩薩峠」。こちら冷酷非情を絵に描いて額に入れたような、あんまり関わりあいなりたくない二大俳優の仲代達矢と佐藤慶が共演する東宝版。そんで「えっ?気合入りまくりだった加山雄三と仲代の果し合いは?」と思うこと間違いなしの映画。お前は「ギャ…

謎を切り裂く男がいた

日本映画専門チャンネル「首」。弁護士が主役でなぜに首?と思ったらほんまの生首が登場してビックリする映画。主演で弁護士の小林桂樹が珍しくこざっぱりしてると思ったら、映画の進行につれて首に憑かれたようにおかしくなって、最後はちゃんと「日本沈没…

歌う!若大将

日本映画専門チャンネル「ゼロ・ファイター大空戦」。脚本が関沢新一であんまり期待してなかったけど、共作のおかげさまかとても面白い映画だった。まずメインキャラクターと思わせといて、映画が始まった途端に撃墜される久保明がいい。お前は「ヤングガン…

ジェロニモー!

仕事先のひとにお借りした「浮草」。浮草=旅芸人を主役に据えて、暗雲低迷を旨とする邦画の見本みたいな展開の一方で、中村鴈治郎演じる嵐駒十郎をもって百折不撓を謳う映画。篠つく雨の中で鴈治郎と京マチ子が罵りあう(つか鴈治郎が一方的)シーンが圧倒的…

男と女はパピプペポ

東映チャンネルのぐるぐるメダマン。KBS京都でやってんの観て以来だから27年ぶり。そして全然まったく面白くなくて監督誰やねん!と思ったら山際永三でビックリしたのも27年ぶり。こちらも心からくだらないと思う忍者キャプターとも、エンディングみたいな楽…

はるかな友よ

衛星劇場「喜劇・にっぽんのおばあちゃん」。婆ちゃん俳優の北林谷栄が50歳で演じる72歳にはビックリだけど、関西人には馴染み深いミヤコ蝶々の40歳の若さにもビックリ。喜劇のタイトルを冠しながら老人問題を照らした内容はかなり深刻で、しかし並み居るベ…

夫、父親、兵士でなければ男ではない

永井一郎が演じる最後の波平と言うことで久しぶりにサザエさんを観てみたら、当然みたいにいつも通りの展開にオチだった。でも最後が波平メインだったのは偶然にしても良かったのではあるまいか。ついでに今週で最終回でも良かったのではあるまいか。ところ…

ミノタウロス

マイリトルポニー。愛しのフラッターシャイが出ずっぱりで幸せなハナシ。小胆なフラッターシャイを矯正するカリスマトレーナー・アイアンウィルのキャラクターも含めてすべての筋が見事に通っていて、なんでガサツなアメリカンに出来ることがクールジャパン…

七色が出たぞー!

東映チャンネルの七色仮面。しかしラインナップが主役なのにレアキャラの七色仮面が当然みたいに登場しないコブラ仮面の第1話「蛇笛殺人事件」に、逆にいっぱい登場してもあんまり嬉しくない劇場編集版・スリーエースの第三部「踊る黄金魔」だけでは片手落…

ビッグワーン!相手になるぜ!

東映チャンネルの1話と最終回だけで全部観た気になれる特集。ノワールからブランへの宮内先生の華麗なる転身、ズバットとジャッカーのセット放送はなかなか気が利いている。ズバットの最終回の(そして破裏拳竜もたぶん大好きな)「やったな早川…」「えッ!ズ…

浪速のモーツァルト

NECOのマイティジャック「爆破指令」。夢破れた金城哲夫のテロップ見るたび寂しいキブンになる、円谷プロが「トクサツの」でなく「文芸の」であること如実にしたハナシではないかと思う。シナリオ「逆転の鍵」はほとんど完成作品の通りで、ジャンボーの四散…

如月

細心のチューイを払ってたつもりがこないだ一瞬暖かくなって油断したおかげさま遂に風邪をひいてしまって、ドラえもんの風邪をうつす道具のときのパパの気持ちが分かるなあ。美由紀は特におっぱいが好きだけど2月は苦手だ。

やあご両人、入りたまえ、呑みたまえ

特に名を秘す某のはからいで送ってもらったボークスのマルセイユを開封してみた。発売がずいぶん遅れてたらしいけど納期なんかあってなきがごとしのオタク業界のこと、そのぶんデコマスに比べて劣化も少なく当たりの部類のフィギュアではないか。とりあえず…

宇宙恐竜

以前にやむなく手放して以来の渇求の一冊がついに手元に帰ってきた。やったぜ!ちなみにギララメインに宇宙怪獣「だけ」に特化してどないすんねんみたいな内容は全然まったくたいしたことありません。

宇宙の海は俺の海(以下省略)

調子こいてテムジンに続いてバンダイのアルカディア号(無限軌道SSX版)を買ってきた。しかし既製品のスプレーでお手軽に塗装するつもりが塗料の調合が必要とはめんどくさいにもほどがある。ピースコンも処分してるしどないしたもんかとつらつら考えてたら、ま…