ゴースン！タイガー！

DVD「大菩薩峠」。こちら冷酷非情を絵に描いて額に入れたような、あんまり関わりあいなりたくない二大俳優の仲代達矢と佐藤慶が共演する東宝版。そんで「えっ？気合入りまくりだった加山雄三と仲代の果し合いは？」と思うこと間違いなしの映画。お前は「ギャング忠臣蔵」か。とにかくラストのチャンバラがやたらと長くてうんざりすることうけあい。どれくらいうんざりするかと言えばゴジラ対ガイガンの怪獣プロレスのシーンと同じぐらい。三船敏郎と加山の出るシーンは華やかで良かったけど、やっぱり「時代劇は東映」なんだと改めて思ったような次第。岡本喜八のカッコいいほうの映画で1966年。仲代が演じる邪剣の使い手・机竜之助は虎錠之介のモデルになっていると勝手に思ってるんでほっといてくれ！

東映チャンネルの「マグネロボ　ガ・キーン」。見たまんま脚が弱点なのはマヌケすぎるけど、ともかくガ・キーン、そしてプライザーとマイティー、マグネマンのデザインは実にカッコいいと思う。作画も全編通してまんべんなくいい。導入部のまとめ方もいい。第１話の冒頭のタケルの頭上をマイティーが飛んでいくシーンの情緒なんか最高に好みではある。しかしほんまにそれだけのアニメ。同じマグネモシリーズでもジーグのがきっぱりひゃくまいばい面白い。自分よりさらにロートルに多いガ・キーンのファンの人たちってどうかしてると思う(悪いけど)。

マイリトルポニーは「ドラえもんだらけ」みたいなハナシ。トワイライトはアスペルガー丸出しのが絶対にいいと思う。

熟考してサークルカット変更。よろしくお願いします。