七色が出たぞー!

東映チャンネルの七色仮面。しかしラインナップが主役なのにレアキャラの七色仮面が当然みたいに登場しないコブラ仮面の第1話「蛇笛殺人事件」に、逆にいっぱい登場してもあんまり嬉しくない劇場編集版・スリーエースの第三部「踊る黄金魔」だけでは片手落ちにもほどがある。テレシネが出回ってるコブラ仮面編の傑作「南海の凱歌」だけはテレビ版のフィルムが残ってんじゃないのかと思うけど、実際どうなのかしらん。しかし波島版の七色仮面の奇跡のような面白さとカッコよさって一体なんなのか。月光仮面から忍者部隊にマグマ大使まで、前時代的な少年映画なんか冗長なばっかりでいっぺんも面白いと思ったことないけど、七色仮面だけは別格。当時の思い入れもひとしおなら若い頃の竹内義和七色仮面のことばっかり考えてたと言うのも無理もないハナシだと思う。

メガハウスから発売される茉莉香ちゃんのフィギュアのこれじゃない感は異常。つかなんで劇場版やねん。