大物だぁ!

しかしコブラはたったの一言でも山田康雄のボロ勝ちだと思うんだけんど。

川端の「古都」を読むのにふた月もかかってしまった。当然大半は読んでない時間だったけど。なんてことはない通俗小説でも京都を舞台にするだけで素晴らしい風情がでる。やっぱり京都はええどすなぁ。

続いて野坂昭如の「エロ事師たち」を読み始める。ガサツさと繊細さのバランスが圧巻。開巻から関目のカキヤのおっさんあたり反芻してしまった。野坂ってアニメの火垂るの墓と恐怖劇場アンバランスとサントリーゴールドくらいしか知らんかったけど、こんなに凄い小説家であったか。ふっふっふっ、世間は広いと天地を喰らう調。

テレビシリーズの放送中にいかがなものかと思いながら東映チャンネルでまんがまつり版イナズマンフラッシュを見る。恐るべき集中力を湛えるこのデスパーシティと、レッドクインと最終回の存在は怪獣ファン最大の僥倖のひとつと言ってまあ間違いない。

ATXのスポット見てると「君の心を略奪します」とか「なんだその思わせぶりな表情は」とか。この脚本書いたやつは人と話したことないのか?

まあそれはともかくサンテレビで宝島が放送中ですよ?