ゾフィのバラード

WOWOWウルトラマンエースが早くも最終回。みんなが大好き例のセリフはあい変らずどうかと思うけど、北斗がお子らに正体明かして変身して、「さようなら地球、さようならTACの仲間たち、さようなら、北斗星司」のセリフをもってジャンボキングとの最終決戦に入って断頭で勝利して、エースが納谷悟郎声でお子らに一家言かまして夕陽へ消えて、TACメンバーの懐かしのモンタージュからエースのアップへと畳み掛けるラストシーンの一連は各々シーンを彩る音楽の効果も冴えまくり、世代人にはノスタルジィも満点、まさに文句なしの幕引きだと思う。なんたってエースは主題歌とM38Aがあるのが強い。

劇場版たまこまーけっと。「好きな女の子に告白する。オッケーされて嬉しい。それだけのハナシをどれだけの読者が面白がってくれるって言うんだ!」って感じのハナシをちゃんと80ぷん飽きないように作ってて、さらに付き合ってくれたままるのが満足度が高かったところを鑑みると、もとより女性向け映画なら自分が不満な部分はあって当然、そこんとこ斟酌しても良く出来た、面白い映画だったと思う。さっき作ったみたいなダイナマイトビーンズの歌であんなに引っ張るとは思わんかったけど、なんでいまどきカセットテープ?と思った途端のオートリバースのギミックも、もっちーほんま良かったなあ!と心から思ったオープン・エンディング(と言っていいのか)も文句なし。本能で変化を拒むたまちゃんの描写も上手かった。そして出番少ないのにしおりちゃん美味しすぎ。あと立木文彦のベストワークはoh!ZEEの吾平ちゃんでまあ間違いない。