やはりジョージは生きている!しかも助けたのは南部だ!

(冗談でなく)「Free!」に感化されて水泳を再開してみた。実に数十年ぶりならまともに泳げるかすら怪しかったけど、とりあえず500メートルは楽勝だったんでひと安心。体力維持にはブルーカラーも悪くないと初めて思ったような按配。

イマジカ「道」。神がかってるにもほどがある、心にしみる大傑作。最初はウザくても中盤から抜群によくなるジュリエッタ・マシーナはまさに無くして分かる有難み。自分も含めてみんなもアンソニー・クインみたくならないよう自戒しよう。フェリーニで1957年。

スターチャンネル「第3の男」。ジャンルを問わず以後の創作の大半はこの作品へのオマージュではないかと思わせるような映画。夜のウィーン市街や下水道の威容だけでも観る値打ちがあると思う。墓暴きのシーンに「ギャラクター島の決斗」とまんま同じカットがあるのは余談。キャロル・リードで1952年。

スターチャンネル若者のすべて」。喩えももひきルックでもカッコいいドロン。でも1時間ほどで挫折。ランカスターファンの自分が「山猫」も含めて何本か臨んでみたけど大抵挫折してしまうヴィスコンティの映画って面白いと思った試しがない。チョイスが悪いのかしらん。