2013-01-01から1年間の記事一覧

戦いは始まった

光瀬龍「作戦NACL」読了。小学校の図書館でハードカバーを読んだときはNHK少年ドラマシリーズっぽい雰囲気が素晴らしくおっかなくて面白かったけどなあ。やっぱり思い出は美化されるものなのか(当たり前だ)。

それはとても大事なことを学びましたねポロリン賢

津島利章が亡くなってたらしい。世間的には口で表現し難い「仁義なき戦い」のテーマなんだろうけど、自分はやっぱりアイゼンボーグがフェイバリット。あんなイケイケの番組なのにどっか悲愴感が漂うアイゼンボーグ号の戦闘テーマ(最後がアイキャッチになって…

光の使者!キュアブラック!

日本映画専門チャンネル「ハワイ・マレー沖海戦」。日本が敗戦の辛酸を嘗める以前に撮られた国威高揚映画。なんで本邦の戦記物には珍しく明るく楽しく前向きな展開で観ているこちらがなんだかさびしい気分に。戦前の映画でもカット割りとかちゃんと凝ってて…

「ロボンフッドさんまだでしょうか?」「せかしたらあかんねん!」

東映チャンネルのキョーダイン。ロボンフッド兄弟のネーミングとデザインとキャラクター(特にロボンフッド2)だけでボロ勝ちみたいなハナシ。藤川脚本がウソのようにスマートな演出の若林幹は続くワンセブンのミキサーロボット戦もフェイバリット。同局のデビ…

11人の勇者たちの物語である!

結局面白くて途中でやめられず「野獣死すべし」また読了。伊達邦彦は藤岡弘でも仲代達矢でもましてや木村一八でもなく、映画と小説で全然違ってもやっぱり松田優作のイメージ。東映チャンネルのグレンダイザー。当時も思ったがいま観ても思う、ボスやヌケが…

パッション!

昨日の続きでやっぱりキャプテンハーロックのワケ分からなさって松本零士の名言「ワタシはハーロックの考えるそのすべてが分かっている」ってのが原因ではなかろうかと。お前だけわかっててどないすんねん!東映チャンネルのグレンダイザー。正月を控えてる…

ますさん(つかせのりこ)

大薮先生の「野獣死すべし」をハンブン以上も読んでようやく以前に読んでいたことに気がついた。大丈夫か俺。東映チャンネルのキャプテンハーロックがなんべん観ても色々と釈然としない最終回。つか侵略者のマゾーンに「さらば、無法者」って言われるハーロ…

かぐや姫

もう死ぬまでじゃりン子チエを観ていよう…。

おっぴろげ人間風車

イマジカ「流されて…」。(こればっかりだが!)「宇宙からのメッセージ」を観た映画館で次回公開のポスターを見て以来、ジャリ心にずーっと気になってた映画。それがまさか35年も経って観れる日が来ようとは夢にも思わなかった。しかもイタリアの女性監督が低…

女の子と言うのはこの世に生きてるうちは芋虫なのよ

レ・ファニュの短編集「吸血鬼カーミラ」読了。かの「血とバラ」の原作とポスターにも描いてるけどバディムが拝借してるのは登場人物の名前とレズビアンな雰囲気だけ。あと所収の短編でもまあこれは面白かった(つかマシだった)かなと思ったのは表題作と、珍…

昨日、あなたはタバコをやめると言った〜♪(リプライズ)

東映チャンネルのキョーダイン。当時も思ったがいま観ても思う、兄ちゃんら実体化できるなら最初からしとけよ!そして前中後編の強敵で、久しぶりの変形するダダロイド士官・サイクルマンのサイクルマンガードはザボーガーの車キャラみたいな不気味さも具え…

ゴー!クロスタニン!オレの健康!クロスタニン!

マイティジャックって究極の円谷トクサツだったらしい。ちーっとも知らなかった。そんでもってウルトラマンを売り出すときはきっとウルトラマンが究極で、セブンのときはセブンが究極で、エースのときは以下略で、お前は怪魔ロボット大隊最強の戦士か!東映…

「カリガリ博士を思い出すよ」(アドルフに告ぐ)

スターチャンネル「夜霧のマンハッタン」。邦題に釣られて観たワタシがきっぱりバカでした。盛りだくさんのつもりが軽薄で散漫な展開はサスガは80年代。法廷モノを謳いながら「クレイマー・クレイマー」の裁判シーンのが印象に残ってるくらいで、ロボット刑…

ワンセブン!僕たちを助けるんだー!

ウエショー丸出しの「吠える!不死身のウル」のあとにビビッドレッドオペレーションの繭怪獣のハナシを観るとなんかミョーに感慨深い。ちなみにビビッドチームでは緑の女の子(名前知りません)がいちばん好きだけどたぶん恐らく全然人気はないとみた。しかし…

’77元旦 デカ部屋ぶっ飛ぶ!

突然ですが自分はGメンなら「背番号3長嶋対Gメン」は別格として同じ深作監督の「Gメン皆殺しの予告」が恐ろしくもいちばん面白くて好きです(私信)。

ジョー岡田なら今ごろ海の底で寝ぼけてるぜぇ!

プリキュアオールスターズのいちばん新しいやつ。極秘書類を駆使するプリキュア狩りに無敵アリンガム将軍みたいのを期待したワタシがバカでした。相変わらず線に力のない青山作画にゼクロスを髣髴とさせる不揃いがさびしい声優陣。ついでにブルームとイーグ…

アートフラッシュ

高千穂遥「クラッシャージョウ・連帯惑星ピザンの危機」読了。リニューアル版がハヤカワから出てるみたいだけど、今回のは1977年のソノラマ文庫の初版本にて挿絵のアルフィンがザンボットの恵子そっくり。そしてジョウの目つきがこの頃から悪いのは安彦キャ…

天誅組

日本映画専門チャンネル「太平洋の翼」。三船敏郎が加山雄三、夏木陽介、佐藤允以下の精鋭パイロットたちを新鋭機・紫電改に乗せて本土の制空権の奪還を試みる。史実を元にしながら松本零士の「戦場まんがシリーズ」よりドラマチックな映画。池部良や中丸忠…

男の一生はこれとの戦だっぺよ

井上ひさし「青葉繁れる」読了。敗戦まもない仙台1高の男子高校生の日常。主人公の稔が私淑する朝日新聞の映画コラムを見限る一節が現代のマスコミ不信を先んじて印象的。さまざま面白かったけどあまりにも品がなくて(野坂昭如ほどではない)、ゆえに青春小…

ロンリーチェイサー

スターチャンネル「キャリー」。絵もハナシもタイムテーブルに一分のスキもない完璧な映画。そして観るたび小学生のくせホラー映画の狂信者だったクラスメイトの遠藤くんが口泡飛ばして絶賛していたのを思い出す映画。やっぱデ・パルマ最高。シシー・スペイ…

血が男の中に流れている限り不可能と言うことはない

デズモンド・バグリイ「高い砦」読了。飛行機事故でアンデスの高地に遭難した10人の民間人(実は元大統領やCIAや革命の闘士が混じってる)が徒手空拳のまま元大統領を狙うアカの一群と戦うハナシ。実に面白くて3日で読んでしまって正直もったいないことをした…

吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!

予算に驕って無様なトクサツとか、ふためと観れない本編とか、そのトクサツと本編の見事な乖離っぷりとか、実はあんまりカッコよくないうえに無意味な主役戦艦とか、それこそ永久不滅マイナスポインツにはこと欠かないマイティジャックだけど、あたりはずれ…

マーイティジャッーク・イズ・フラーイーング

あほすぎるそいやマイティ号?MJ号?は成田先生が大好きだった戦艦あたごがモデルになってるらしいんでステマついでに艦これにも登場させたら人気爆発でいいんじゃね?

オー!イッツ・ザ・マイティジャーック

あほ過ぎる。と言うわけで金城哲夫には悪いけどマイティジャックをステマでなく本気で面白いと思ってる人はきっぱり病院へ行ったほうがいい。ついでにサガッチョには悪いけどトクサツが凄いと言ってる人はどのトクサツがそない凄かったのか是非ご教示願いた…

ユーフォー!

東映チャンネルのグレンダイザーとキョーダイン。宇宙機雷もカブトーンも全然まったく意味のない藤川桂介の2連発に心からうんざりする。それにしてもグレンダイザーもデュークフリードもカッコいいのはいいけどデザインに懲りすぎたおかげさま、塗りミスが…

NETプロデューサー

東京レイヴンズ。いつになく色気のない作画が山内御大で、「人類は衰退しました」の何の意味もない参画よりビックリした。東映チャンネルのデビルマン。関東版か関西版かどっちかに統一してくれんとなんか無性にイライラする。30年目のビックリ。実は相棒は…

A True True Friend

高橋和己「わが心は石にあらず」読了。将来を嘱目された技術者の男が知識人の正義感から労働闘争に身を投じるハナシ。とても日本文学らしい暗愁に翳る筆致を長々と追っているうちこちらも気鬱に沈んで、以前の「日本の悪霊」で分かってたハズがなんでこんな…

裏番組をぶっとばせ!

そいや豊田有恒って猿の軍団とヤマトとどっちが面白いと思ってんのかしらん?

さんをつけろよデコ助野郎!

ATXのガルビオン。絵が上手いと思ったら原画にパステルユーミでお馴染みの下田正美が入ってた。しかしガルビオンをほめる時代が来ようとは当時は夢にも思わなかったぞ。それに比べて日本映画専門チャンネルの「AKIRA」はいまや目も当てられない。しかし当時…

ゾーン

納戸を整理してたらタイムリーに「ストーカー」のチラシが出てきた。1982年の2月に初代フェスティバルホールで公開されたときのもの。あれから30年が経ったとはモゥ唖然とするしかないけど、その表紙を飾って本編にも登場する詩がタルコフスキーのおとっつあ…