それはとても大事なことを学びましたねポロリン賢

vakisim2013-11-30

津島利章が亡くなってたらしい。世間的には口で表現し難い「仁義なき戦い」のテーマなんだろうけど、自分はやっぱりアイゼンボーグがフェイバリット。あんなイケイケの番組なのにどっか悲愴感が漂うアイゼンボーグ号の戦闘テーマ(最後がアイキャッチになってるヤツ)を聞くたび、ああ、もっと編成が厚かったらなあといまだに残念に思う。あとトラック野郎シリーズに「猿の軍団」、ミッチー・ラブの数少ない主演(しかし実際の主演は志保美の悦っちゃん)の「女必殺五段拳」のタイトルもバツグンにカッコ良かった。1970年代後半の東映作品に素晴らしく似合った品のない作風が魅力と言う珍しい作曲家さんでした。合掌。

マイリトルポニー。巻頭のプリンセス・セレスティアのナレーションに日本版最大の収穫が喜久子お姉ちゃんであること改めて確信する。本編もラリティ回にはずれなしで、いきなりオチが分かっててもまったく問題ない。セレブのパーティーでパリジェンヌっぽくヘンシンするラリティに激烈に萌え。そしてメイン回でないと途端にアホ揃いになるメーンシックスにも萌え。対ヘドラみたいな画面分割の演出はビックリした。

イマジカ「グリーンマイル」。「ショーシャンクの空に」に続くフランク・ダラボン監督作品と言うことで公開当時からずーっと気になってたのをようやっと観た。3時間の長尺も一気に観れたし、伏線も鮮やかに回収されたうえパーシーは精神病院送りでかなり面白かったと思うけど、感動にブフォー!(アンソニー・バージェス的表現)と咽ぶような映画かと言われると大いに疑問が残る、それこそショーシャンクみたく何度も楽しめる映画ではなかった。1999年。主人公が長寿を恐れるオチに水木しげるの猫又の漫画を思い出したのは余談。

東映チャンネルのデビルマン中村一夫が作監名義の「イヤモンとバウウ」だけど番長介にイヤモンがほとんど荒木センセの原画まんまでどないねんと。