2017-01-01から1年間の記事一覧

独身美女キック

テレ朝チャンネル「映画クレヨンしんちゃん・ブリブリ王国の秘宝」。たぶん恐らくいまはもうない板宿東宝で観て以来だから23年ぶりだけど、23年経っても紗ゆりさんのルル・ル・ルルは最高だった。三番街のキディランドが改装されて、なんとびっくりマイリト…

武装強盗団

東映チャンネルで何度か目の放送のザ・ゴリラ7を観てない人は人生の半分くらい損してると言って間違いない。NECO「上を向いて歩こう」。坂本九、浜田光夫、そして男前にもほどがある高橋英樹らが主演だと思ってみていると、最後に吉永小百合が全部持ってい…

希望を失った生活にはただ死が待っているのみだ

島田覚夫「私は魔境に生きた」読了。終戦後10年間ニューギニアの奥地で原始生活を営んでいた日本兵の手記。敗走からジャングルへの篭城、開墾から原住民との邂逅、そして帰国まで、不謹慎ながら息をもつかせぬ面白さだった。暗澹たる逆境に不撓不屈の精神で…

輝く強化服かっこいいぞ!

キッズで始まったテレビ大阪のなつかしの少年映画名作劇場みたいなプログラムで久しぶり光速エスパー全話俯瞰できるのを楽しみにしてたら「エスパー誕生」の次が20年ぶりに観てもさすが外山徹でようわからん「宇宙の果まで」で終わりってどないやねんと。で…

サンフラワー

山本正之と若子内悦郎アンド若木ヒロシが別人だったとは浅学にして知らなかった。これで子供のときからなんでこいつは真面目に歌わへんねん!なにがアチョーやねん!と思ってたついでにファンがへんなのばかりの山本正之はいよいよどうでもいい。亜空大作戦…

いいね!いいね!いいね!

J・ケルアック「オン・ザ・ロード」読了。アメリカ大陸を縦横に放浪するだけでゴールらしいゴールもなく、ほとんどハナシらしいハナシもない。しかしついつい読みたくなる台詞回しやいま思いついたみたいな展開に惹かれて気がついたら読み切ってしまうのが正…

笑って笑って60分!

中学時分に友人が貸してくれてその恐るべき内容に戦慄した「四次元ミステリー」を実に30数年ぶりに読み返したら全然まったくたいしたことなくてどないやねんと。しかしエレファントマンや良栄丸の遭難事故の脚色は趣味が悪すぎるのではないか。おおらかな時…

魔戒騎士

しかし昨日のジャイアントロボ、それでメシ食ってるひとが一瞬とは言わんでもせめて五瞬くらいでおかしいと思わないのはさすがに問題ではないのかと。まあだらけに本物と称して持ち込んだ某俳優がいちばん問題なんだけど。久しぶりにお会いした編集長さんは…

納得はすべてに優先するぜッ!

でないとオレは前へ進めねぇッ!と言うわけで今月唯一の休みを利用して自らジャイアントロボのマスクを確認に東京中野へヒットアンドアウェイ。昼の1時に新大阪を出て晩の8時に帰ってきて疲れたぞ。そんで結論は凄い良く出来ていて感心したと言うか、流石…

怪物団

声でメシ食ってるとはにわかに信じ難い、ATXのスポットで見るたびミュートにしていた金田朋子の聞くに堪えない声が実は超音波だったことが判明したらしくてそれみたことか。と言うか金田朋子って既に形相からグロテスクなんだけど、特に目の光り方がやばすぎ…

ギロチン様

まんだらけオークションに突如登場したジャイアントロボのマスクを訝しみながらも狙ってたんだけど、みなさん口を揃えて真っ赤な偽物と当たり前みたいに言うもんだからして残念ながら見送って、コレクションいっぱい売って作った浮いたお金で投機目的のワン…

3センチの世界

昨日の続きで今日は日がな冒険コロボックルを聞いてみた。どっちかと言えば実写画像+エイケンアニメのお約束のラストのメインタイトルでエンディングのが好き。まさに究極のノスタルジィ。どうでもいいけどクロードQみたいなもんかと思ってたヒロコ・ムトー…

君らが築く未来都市、君らが育てるサイボーグ

誰の訃報でもあんまり驚かないけど、ペギー葉山の訃報は池田駿介以来くらいでかなりショックのパー。パーフェクトな完成度で観るたび涙腺が緩む「ウルトラの母は太陽のように」のAパートラストはもとより、ポンキッキの今日のしつけのおばさんの一言が上品で…

名探偵登場!

トールマン・カポーティ「誕生日の子供たち」読了。心が洗われるような素晴らしい短編集だった。なかんずく表題作が最高で3回も読み返してしまった。村上春樹の翻訳もあとがきも格調高くて言うことなし。久しぶり大当たりの一冊。しかし最近なんか短編集ば…

現代のヒーロー、アドベンチャーは行く!

渡瀬恒彦の出演シーンだけなら「恐竜怪鳥の伝説」は邦画屈指の大傑作なのはまあ間違いない(そのままでも大好きたけど)。

第1次火星ミッション

きっぱりオザケン19年の眠りは長すぎた。ボルヘス「砂の本」読了。幻想譚とは思わなかった。序盤の「他者」と巻末で表題作の「砂の本」が就中傑作。でも「汚辱の世界史」は世界史が嫌いなので読んでません。ヤング「たんぽぽ娘」も読了。時間をテーマにした…

起て万国の労働者!

トォマス・マンの「魔の山」はなぜこれほどまで読み進めないのか。やっぱり分厚いうえに上下巻のプレッシャーが半端でないのか。と言うわけで5回目の挫折。らくがきのアップにツイッターをやってるのだがらくがき描いてもコメントに書くことがなくて結局スル…

逆転マン

エイモス・チュツオーラ「やし酒飲み」なんとか読了。小学生的と言うか中岡俊哉先生的と言うか、僕が考えたヘンな怪獣怪人と世界観が延々と続くのはバカバカしくも面白かったけど、主人公以下、登場人物が揃いも揃ってモラルのカケラもないのは心からうんざ…

俺はこう思うんだけど

日本映画専門チャンネル「夜逃げ屋本舗」。年末のコミケのホテルでちょっとだけ観て、ぬるい「コミック雑誌なんかいらない」みたいな雰囲気が気になってたので見直してみる。あの頃の邦画にしてはまあ面白いほうではないか。借金への見解は明らかに桃井かお…

全能の神が唯一知らないのは全能でない者の苦悩だ

「しつこさの精神病理」久しぶり春日先生の著書を読んでみる。ウィットに富んだ筆致は相変わらずうっとりするほど上手い。こんな文章を書いてみたい。しかし内容はいまひとつでガッカリみたいな(こればっかり)。お得意の小説から引用しての精神分析から、菊…

谷啓さん大当たり〜

日本映画専門チャンネル「喜劇・負けてたまるか!」。クレージーでいちばん好きな(ついでに宇宙冒険的に)谷啓主演に、プラス野坂昭如の原作と言うことで期待して観たらそれほどでもなくてガッカリみたいな。でも太田俊子の出番は良かった。カンケーないけど…

ワコール

日本映画専門チャンネル「喜劇・右むけェ左!」。あんまりはずさない前田陽一監督になべおさみとマチャアキの競演とは言え、犬塚弘が主演な時点で期待するほうがどうかしてる映画。しかし自衛隊の駐屯地や兵器類、戦車や空挺部隊のショットは圧巻。61式?上で…

クマってるクマってる!

日本映画専門チャンネル「喜劇・泥棒大家族・天下を盗る」。面白かったけど、泥棒とか代理妻とか特出しストリップとか生活保護とか、色々と大丈夫なのかこの映画と思って調べてみたら、村ぐるみの万引き集団の実話をベースにしているうえ、当時も上映禁止騒…

ダイア、クローン

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。そんでぬえデザイン抗い難いとは言え、当時も含めると人生4個目のロボットベースを新年早々買ってしまった自分はきっぱりどうかしてる。昨日のコミケ、お隣の園やんから本をちょうだいしたら、…