逆転マン

エイモス・チュツオーラ「やし酒飲み」なんとか読了。小学生的と言うか中岡俊哉先生的と言うか、僕が考えたヘンな怪獣怪人と世界観が延々と続くのはバカバカしくも面白かったけど、主人公以下、登場人物が揃いも揃ってモラルのカケラもないのは心からうんざりした(その一方で流石は大暗黒大陸アフリカの文学と得心もする)。こんな本が高評価されているとはにわかに信じ難い。