映画ダイジェストを終わります

イマジカ「さようならミス・ワイコフ」。アン・ヘイウッドにロバート・ボーンドナルド・プレザンスが主演と聞くとスパイ映画かと思うけど全然まったくカンケーなく、更年期障害のオールドミス教師が黒人学生にレイプされたことをきっかけに自我に目覚めていく映画。小学生のとき土曜朝の映画ダイジェストで観て以来、ずっと気になってたタイトルだけど、こんな小難しい社会派映画だとは夢にも思わなかった。でもまあ結構面白かったから許す。これしか知らないマーヴィン・J・チョムスキー監督で1979年。

あと日本映画専門チャンネルで「酔いどれ天使」。録音状態が悪いのかしらん、志村喬はともかく三船敏郎はなに言ってんだかほとんどワカランかった。それでも面白かったけど、残忍なヤクザ風情に情緒が分かる道理もなく、山本禮三郎がギターを弾くシーンだけは絶対いらんかったと思う。あと結核でやつれた三船のメイクがやりすぎ。黒澤明で1948年。