グレートアーデントプレッシャー .

スターチャンネル「殺人者はライフルを持っている!」。巻頭まるまるコーマン&ニコルソンの「古城の亡霊」で始まってなんでやねん!と思ったら本編の主演もボリス・カーロフで、ラストシーンは阿鼻叫喚のドライブイン・シアターを舞台に虚構の怪人だったカーロフが現実の怪人の狙撃魔と一騎打ちする、文章化すると自分でもよくワカラン大傑作に完成してビックリした。ジャンルとしてはドキュメント・タッチのスリラー。でも本質は幻想映画にカテゴライズされるべき映画だと思う。ピーター・ボグダノヴィッチ監督で、もったいないことに大蔵貢も見送ったらしい日本未公開で1968年。機会があれば必見。

ハンヌ・ライアニエミ「量子怪盗」読了。21エモンの宇宙ロケット操縦法より意味不明なガジェットが延々と続いて内容ほとんどワカランかったけど、なんか面白かったような気がする不思議な読後感。その面白さの大半が七瀬優を勝手に髣髴とさせる謎のツンデレ美女のボク女(解説より)・ミエリのおかげさまなのはまあ間違いない。

アナと雪の女王はメラクのハーケンとキグナス氷河の一騎打ちのシーンだけ観てみたい。雪の女王大好きクラブの宮さんはなんかコメントしてんのかしら?