くらわせねばならん!

東映チャンネルのウインスペクターのスポットから、最強メタルヒーロー登場!のコピーは最長3分しか動けない最弱メタルヒーロー登場!の間違いではないか。でもカッコいいから許す。

今週は無意味なエロに品がなかった舞乙Himeはアリカとニナとマシロさまのメイン3人にハズレのないぶん、うずまきとかガンダムシードとか白タイツのラインが恥ずかしい怪力女とか、前作に一転、サブキャラがどうにもウザくてたまらん。なんともならんだろうがなんとかしていただきたい。ところで何度見ても面白い第1話をATXで改めて見たら、冒頭のサウンドトラックがセラドールの「ザ・チャイルド」のしかもイチバン怖いヤツにそっくりだったのはマメ知識?

すっかり寒くなって、気がついたら読書の秋に読んだのはレニエの「生きている過去」のたった一冊だった。荷風が陶酔したか知らん、通勤電車で何度も寝てしまった序盤はきっぱり退屈にもほどがあるが、幻想文学の一面を見せてからのサスペンスはバツグンに盛り上がって面白かった。あとこれを読書と呼べるなら「R.O.D」の第五巻も表紙の読子さんに釣られて手にしたが、最後にナンシー姉が登場したこと以外なんにも覚えてない。

こちらはいまや第1巻の集中力は微塵もなくても唯一買ってるマンガ「スティール・ボール・ラン」の最新第6巻から、騎士道精神を期待したディエゴ・ブランドーが怪獣に変身しては、フェアプレイどころかピカレスクもクソもあったものでないが、ダリオ・ブランドーと対極にあるような母親に育てられても、ディオとディエゴが概ね同じ出来上がりなのは面白い。

ファミ劇の「大鉄人17」は「ゴメスの鉄人狩り」を放送。とにかくBパート始まってからのブレインとキャプテン・ゴメスのやりとりと、ブレインロボットの真骨頂だと思うミキサーロボットが最高にカッコいい。サブタイトルともシリーズでもマイ・フェイバリットな一編。

ATXの「ガン×ソード」はようやく来週が水着のハナシ。それはともかくヴァンのカッコいいフィギュアをどっかで出してくれないモンか。あとカルメン99も希望。