ウェルカムトゥアルタイアフォー、ジェントルメン

スターチャンネル「禁断の惑星」。文句なしにカッコいい邦題だけでボロ勝ちなところ、セットにトクサツも超大作に相応しい破格の出来栄えで、円盤！ロボット！アルタイア4(アルテアってなんやねん)の未来都市！とビジュアルは60年前の作品にしていまだパーフェクト。ほんで凄いと言われる精神世界まで踏み込んでる内容はまあ60年前にしては頑張ってるのではないかしらみたいな。しかし「十戒」にまんまと特殊効果賞をかっさらわれるあたりが当時のエスエフの哀しさとは言え、「海底二万哩」の仕事っぷりで抜擢されたジョシュア・ミーダーの手になるアニメーションからイドの怪物だけはあまりにもディズニープロな雰囲気で、基本ディズニーが好きくないワタシ的にはちょっといただけない。1956年。大嘘のポスターで目立ってるアン・フランシスは「ハニーにおまかせ」が観たい。

晩飯食べながら嫁はんと見てる時代劇チャンネルの快傑ライオン丸。そんで嫁はん曰く仮面ライダーより面白いらしいのはそら当然と言うか、あえてライオン丸がカッコいいに特化した東映の仮面ライダーに負けてるのは時代劇であることと、うしお大先生の前時代的センスが爆発したゴースン怪人のデザインくらいではないかと。しかし快傑ライオン丸の3クール以降はヒーロー番組の最高峰ですよ？