なくして分かるありがたみ

スターチャンネル「大人は判ってくれない」。主人公ドワネルを取り巻く大人たち、とりわけ担任教師と母親のクズっぷりが悪い意味で白眉。そんななか親友ビジェーの存在が大きな救いになっているのは、少年もの?のお約束でもほっとさせられる。エッフェル塔を俯瞰するオープニングを筆頭、モノクロで綴られた50年代のパリの町並みが驚くほど洒落てるのは余計なものが一切ないからだろうなあ。トリュフォー監督で1959年。

ところで欠席届を宛名まで丸写しして失敗するドワネルは、ひょっとしたらラブレターを丸写しするQちゃんの元ネタなのかしらん。

夏の本の方向性が決まらず使えるかどうかもわからんラフばっかり描いてる日々。やっぱり15年だし、遠藤さん本は留保で全員本が妥当なんかしらん。しかし12人揃ってのネタ出しはもはや不可能に近い。

しかし風邪を再発してから一週間、咳が全然止まらなくて、夜もおちおち寝てられないのはつらい。やっぱり万事が健康あってのものだね。みなさんもどうぞお気をつけくださいませ。