タオタオ

なんですか「チャンプ」って科学者も太鼓判の泣ける映画ナンバーワンらしくて、こうなると最初から狙ってやってるんではないかと勘ぐってもしまうが、実際、「チャンプ」って泣きを映画の焦点にするあまり内容もさまざま破綻してるところがあって、喩えば山田洋次の映画なんかに通底する胡散臭さの原因はこのへんにあるのかもしれないが、とりあえず人が死ねば観客が感動すると思ってる性根が気に入らない。

ついでに人が死ねば観客が感動すると思ってる最右翼、日本アニメの「フランダースの犬」は本邦でもサイテーのアニメではないかと思っている。画家を志すネロの臥薪嘗胆、雌伏のときは一体なんだったのか。なによりハッピーエンドを信じて1年間もテレビの前でお付き合いしてくれた自分を含むお子らの気持ちはどないしてくれるのか。ネロもパトラッシュともどもまさに犬死に。犬と言えば岸田今日子には悪いけど、ラストでママが死んだと思ったら実はミュージカルでした!でアタマ悪くまとめた藤川桂介ワンサくんですらフランダースよりはずいぶんマシだと思う。大の大人がようもあんなもんテレビまんがにしたもんよ。

今日久しぶりにとらのあなさま(大口のお客さまだからね)へ行ってみたら、たまこまーけっとの同人誌が既に何冊も並んでてビックリした。早すぎる、あるいはワタシが遅れてるのか?