アナタハキョウカラバビルニセイサマデス

vakisim2008-10-08

ちゃんと見てる東映チャンネルのバビル2世。「もうひとりの司令官」と「悪魔の秘密基地」は、ヨミと戦闘服に着替えたバビル様との駆け引きを描いた前後編。前者はシナリオが凝ってるぶんも江藤文男の相変わらずのヘボ作画にガッカリするが、ポセイドンとゴーレムの対決を用意した後者のアクション編の石黒育はシリーズでもかなり頑張ってて見応えがある。「恐怖のロッキー山脈」はデーモン族もギドロンも得体の知れない怪物を描くと右に出るものがない辻真先が参加。テレビを通してバビル様に宣戦布告するヨミの手下や、ロープウェイがすれ違う瞬間の一撃必殺の対決のヒロイズムが素晴らしい。その一方でバビル様と由美子ちゃんのロマンスも不足なく、辻先生なら絶対ですよ?そして八奈美乗児の悪役声がカッコいい「必殺ロボット・バラン」はバビルの塔の攻防戦に手に汗握りつつ、小暮輝男の作画でやっぱりガッカリする。

ストレスレスにマスダヤのトーキングのポセイドンを衝動買いしてみる暴挙。とりあえずガンガーと並べてひとりごちてみる。番組内でもそれなりにフィーチャーされているポセイドンは、バビル2世でも商品化が期待された唯一のキャラクターだと思ったら、実はバビル様と三つのしもべのソフビがあるらしい。またいらんことを知ってしまった!

雑事に煩わされて東映チャンネルのダイケンゴーが始まってるのを知らなかった。しまった。ちなみに急ぎ見たハナシは井口忠一の作画に上條修の原画でもなんかずいぶんヘボかった。なぜだ?

同局のなんか東映ヒーローフェアを意味なく完全復刻したやつ。ゼットオーはいま見るとアクションがヘボ過ぎるが、翻ってダイレンジャーの遜色ないカッコよさはただごとでない。やっぱり戦隊はダイレンジャーで終わってるよなあ。そしてジャンピーはイベント編と言うことでまあ可もなく不可もなく。