ミステロン宇宙船現る

東映チャンネルでガ・キーンがスタート。チェンジコンビネーション状態のガ・キーンは完璧だし、猛の頭上をマイティーが飛んでいくシーンは素晴らしいけど、展開はいきなり突っ込みどころ満載で、ガ・キーンが大好きだったらしい二世代くらいうえのアニメファンのみなさんに作画さえ良ければいいのか?と毎回、問い詰めたい気分になる。

アカとアオのスケジュールの都合かしらん(だるま二郎はどうでもいい。心からどうでもいい)最近やたらペギーと明日香だけが活躍する同局ゴレンジャー。パラボラ仮面もグールも、パラボラ系の怪人の目が丸いのは同じデザイナーだからかしらん。しかしウエショーだとずっと思ってたデスパーシティにヒロイン七変化のトサカ仮面戦が曽田脚本とは不覚だった。なんとも不勉強で恥じ入る次第。

スターチャンネル「真夜中のミラージュ」。ドロン49歳の作品。車中でナタリー・バイとドロンが出会い、ふたりのドラマが進むにつれて周囲を巻き込んで支離滅裂な展開になって、これが実は嫁はんと離婚調停中のドロンの夢だったと言うオチがつく。でも脚本が上手いので不思議と腹が立たない映画。セザール賞を獲得したらしいダメ男のドロンも面白かった。単価の高いドロン映画が敬遠されてる頃、1984年で日本未公開。