地の底より踏み出でてタムハリタマハリカビオラス

ATXのトライダー観てると、大失敗だった前番組のガンダムの轍を踏まず、軽いフットワークのスーパーロボットアニメを志そうとしている反面、文芸やキャラクターの配置がガンダムのアニメにしては写実的だった描写のくせが続いてるのかしらん、おかげさま毎回カタルシスが不足した展開とオチになってなにかと釈然としない。特に内柔外剛な大門先生の言動不一致はいかがなものかと。改めてガンダムなんか作ってあんまりいいことなかった気がする。

東映チャンネルの悪魔くん。モノクロ画面が拍車をかける格調の高さは東映のジャリ番でも随一で、登場する妖怪陣の虚無感がまた素晴らしい。ちなみにコロッサスの悪魔くん特集号を読んで以来、マネキン妖怪の魔力にとらえられたままのワタクシ的に当節流行り?の単眼少女なんて30年以上遅すぎる(流石と言うかMoo念平はずいぶん前にマンガ描いてたけど)。