宿敵はカスター大尉

BS11の「境界の彼方」がラスト前。流石はたまちゃんやフリーを作っただけのことはある、そしてけいおん甘城ブリリアントパークを作ったスタジオとはとても思えない京アニのデリケートな脚本と演出に少数精鋭の作画が素晴らしい。京アニたるものこれでなくては!と思う一方、自分みたいのが絶賛してると言うことは世間的にはあんまり評価されてないのかもしらんとさびしい気分にもなる。

しかしそんな傾向を逆手にとって、今後は世間的にけちょんけちょんのアニメの拾いどころを期待して、例えばビビッドレッド・オペレーション(フィギュアだけはやたら出てるけど)とかスペースダンディとか、メカクシティアクターズとか、そんなんを選って観ていこうかとも考えている。

ミュージックテレビでたまさかにサザンオールスターズの歌が流れるたび、その品性のカケラもない歌い方に心からうんざりしては逐一テレビを消している一方、まあ歌謡曲も死に絶えて久しく、いまどきの大半の日本人には桑田佳祐くらいがお似合いだよねと得心もする。もとよりコミックバンドのサザンはザ・ベストテンで「ノイローゼ!ノイローゼ!」と叫びながら「勝手にシンドバッド」をかましてるぐらいがちょうど良かったのだ。

今朝のプリキュアに登場した太田宏一郎コーチは声優さんもなんか若本声を意識してる感じだったのが微笑ましかった。しかしきららちゃんの提供テロップのメインビジュアルと本編の既に別人な感はいかがなものかと。あとカネを取る劇場版に相変わらず乱視気味な作画の青山充を当てる東映のぞんざいさもいかがなものかと。