退治する!

ザ・シネマ「タクシードライバー」。デ・ニーロが初デートの彼女をポルノ映画に連れて行くのといきなりモヒカン頭になるので有名な映画。そしてデ・ニーロが拳銃を捌くシーン以外はきっぱりどうでもいい映画。この映画が遺作になったバーナード・ハーマンの音楽だけがやたらとカッコいい。マーチン・スコセッシ監督で1976年。

映画音楽と言えば「エスピオナージ」の劇中劇のワイドショーのエンディングで流れる音楽がモリコーネでいちばん好きだと言ってあの音楽かと分かる人はポロリン賢とおともだちになりまショウ。

モヒカンと言えばNECOでやってたワイルドセブンの映画は冒頭、それらしい大きさのアリババから七人が出動するシーンは結構カッコよかった。しかし当節の邦画やドラマは登場する犯罪者たちの残忍さが常軌を逸していて、そんなことを考えついてあまつさえ映像化するスタッフ陣の人間性もそら恐ろしく、とても最後まで観ようと思わない。