妖邪にとっては褒め言葉よ!(サムライトルーパー)

vakisim2013-04-14

WOWOWシネマ「ダーティーハリー2」。法の目をかいくぐる悪党どもを処刑して回るワイルドセブンテイストな白バイ警官たちと、あくまで法を遵守してこれと戦うダーティーハリーって既にダーティーでもなんでもないような。でもまあ続くシリーズもせいぜいテレビドラマの水準だからこんなんもんなんかしらん。個人的には同じ白バイ警官4人組ならタイガーセブンの南城くんが出てたGメンの「白バイ警官連続射殺事件」のが面白かったように思うけど、とりあえずイーストウットがカッコいいから許す。1973年。

スターチャンネル「ベニスに死す」。「探偵物語」で工藤ちゃんが「「ベニスに死す」観たか?ダーク・ボガード最高だぞ」と褒めてたけど、自分はやっぱりビスコンティは苦手のトォマス・マンの原作派。故に3回に分けてようやっと観きったような按配。とは言っても映像は死ぬほどカッコいいし、好きな人はそら好きなんでしょうねえ、と理解はできる。1971年。

ドキドキ!プリキュア」。毎回のことだけどスタッフのやる気を感じる丁寧な作画とハナシが素晴らしい。やはり女の子向けのアニメはエレガントでなくては。ミントアロー萌えには増援兵器のアローも文句なし。どうせならダイヤモンドの新必殺技のネーミングは遠慮なくダイヤモンドダストにして欲しかった。予告の金髪ちゃんは夏頃に追加戦士の行動隊長になりはしまいかと懸案もしつつ、とりあえずこの調子で頑張っていただきたい。

しかしりっかちゃんの「しあわせの王子」のセリフがとても気になる。まさか終盤、ハートが失明状態のまま戦ったりの超展開があったりするのかしらん。「宇宙猿人ゴリ!俺はこのことだけでもおまえを許すことはできない!」みたいな。

ATXおにいさまへ…」。シリーズでも最高の山場のひとつ、蕗子さまの独白が凄すぎる。