ガス室送りじゃなまぬるい！

スターチャンネル「シンドラーのリスト」。でっかい商売にはコネと賄賂が欠かせないことを教えてくれる映画。劇中でどんどん太っていく役柄のレイフ・ファインズが翌年の「クイズ・ショウ」で見事なシェイプ・アップを見せて心底から感心したのも懐かしい。ついでに後年の劇場版オーレンジャーでシンドラーの思い切ったパロディが登場したとき、小林義明の東映の定年退職を予感したのも懐かしい。

ちなみに「クイズ・ショウ」ってややこしい内容さっぱりワカランチンで、再見する機会がないまま気がついたら20年、いまだひっかかってる映画のいっぽんである。

いまどきのアニメにしては珍しくオープニングが楽しかったんで、勢い本編も観たらこちらも及第点だった「たまこまーけっと」。新しいムウ様の声でスピーチする怪鳥モチマッヅィと、それ町の真田くんを髣髴とさせる少年もち蔵がポイント高いのではないかと。しかし京アニの絵はあい変わらず手先足先がやたら小さいのが気になってしかたない。