やっぱり来てくれたんだね!兄さん!

危ノーマル系女子」の作者は「ヒャッコ」の作者その人だったらしい。ならばキャラが出揃ったあとはあんまり期待できないのではあるまいかと。つか「ヒャッコ」って件のアニメ化以降ほんまにやる気がなかったやねんなと。

日本映画専門チャンネルエスパイ」。エスパイってタイトルと、B全ポスターのコピー通りまさに人間ではないキャスティング、なかでも超能力を駆使した殺りっぷりも殺られっぷりも最高の内田勝正の逆エスパイだけでボロ勝ちが約束されたような映画。仮面ライダー藤岡弘に鮮やかに倒されていく大野剣友会のみなさんも見逃せない。ちなみにテレポーテーションを伝説の超能力とする「エスパイ」のおかげさま、レールガンでも黒子の能力がいちばん凄いと思ってるような按配。

東映チャンネル「聖闘士星矢・真紅の少年伝説」。前2作に比べると嘘のようにバランス感の悪い劇場用新作。そして森功至が演じるジャオウはやっぱりザコキャラの悲しさ。せっかくの荒木作画もパッとせず、きっぱりアンドロメダ瞬のセルフパロディ以外は見るところがない。ちなみに自称神のアベル役の広川太一郎は、アニメキャラを演じるのは実に56年ぶりだったらしい(当時のパンフレットによる)。