らっしゃい

vakisim2012-04-11

2年ぶりに万博記念公園へ花見に出かけてみたら、往年通り水を湛えた夢の池を彩るオブジェまで当時カラーに再現されていた。そのひとつ「宇宙船」は当時、家にパネルが飾ってあったけど、同じイサム・ノグチのオブジェでもなぜ見栄えのする「惑星」や「彗星」でなかったのか。それ以前になぜ各国や企業が競って華やかなパビリオンでなかったのか。オヤジのセンスはいまも昔もようワカラン。

未開発惑星の保護と援護の任務がスペクトルマンみたいな「這いよれ!にゃる子さん」。結構面白かったんで次回も観よう。ついでに同じくATXのスポットでウガガ(内山まもる風)ってなった「謎の彼女X」は世間さまにも概ね不評のようで安堵する。つか当たり前だ。

あとATXと言えば放送中のはがないがとても面白いのに大人気の原作に比べてアニメはなんだか残念さんな評価みたいでナニが悪いのかしらんと同じくファンの相棒と肩を組んで語り合う。

東映チャンネルの「大脱獄」を観る。健さん除いて分単位で大量消費されていくキャスティングのなか、小池朝雄だけがなぜかやたらカッコいい。石井輝男の下品さと出鱈目さが横溢する痛快娯楽作、と言いたいところだが、網走番外地シリーズなんかと比べて些か息苦しい映画でもあった。しかし気炎万丈は相変わらず、ラスボスを射殺するシーンの絵作りにわざわざ合成使ったりする心意気もいい。

真田さんの「慌てず急いで正確に」は30年経っても座右の銘ではあるが、青野武と言えば「9回の裏逆転大ホーマーだぜ!」のギャラクター隊長しかありえないのではないかと。ご冥福をお祈りいたします。