磁力反射ミラー

タロウが終わったファミ劇で「ウルトラマンレオ」がスタート。ヒーローあり怪獣あり宇宙人あり宇宙ステーションに津波に特訓ありで、盛りだくさんにもほどがある前後編に今度のウルトラマンはなんか凄いぞ!と感嘆したのも懐かしい。カッコよすぎて既にギャグの領域に達している田口脚本もマフネ演出もパーフェクト。大きくスケールダウンのちも橋本節バリバリの序盤は円谷ヌーベルバークも快調で、きっぱりデザインで大失敗してるレオはカッコ悪いが(そのぶんキングはカッコいいが)結構好きなシリーズではある。

円谷ヌーベルバークと言えばBSにて吉田喜重の特集だったんか知らん「戒厳令」や「告白的女優論」を放送。昼にやってたらしい「秋津温泉」を見逃したのは痛かったが、内容がチンプンカンプンでも前衛的な絵作りだけで楽しめる人間にはヒジョーに嬉しいプログラムだった。でも他人には絶対お薦めしない。

ファミ劇レッドバロン。当時の雑誌に山ほど載ったベドウィンG戦は、ロボットもののセオリー通りでレッドバロンでもずいぶん面白いのはサスガにゲッターロボのウエショー。マジンガーの藤川脚本んときよりキャラの知能指数も100くらい上がってる気がする。トクサツも砂糖でできたビルディンクが解けるシーンなんか素晴らしい意欲で感動を禁じえない。でも砂漠の魔王の呼称がくどくてマイナス5点。

ウエショーと言えば書き忘れてた東映チャンネルのレザリオンの最終回にて、やっぱり金田は単なるアホであること再確認してアンシンする。

無人境大好き人間はデモで見た無人境のニューヨークのトクサツに惹かれて、アイアイムレジェンドを借りてみるが、内容はともかくとしてウィル・スミスが科学者とは、ソルブレイン小野進也ハカセと同じくらい無理があるよな。