デイジーデイジー

夏コミ以来だからふた月ぶりになったお休みに、めでたく上映が延長なった「若おかみは小学生!」を観に行って、前回、三回泣いたところが今回は五回も泣いてしまっておっさんはお恥ずかしい限り。そして今回も婆ちゃんの少女時代に悶え狂いそうになったのもお恥ずかしい限り。

しかし自身や吾郎より明らかに監督向きの高坂希太郎に、いつまで経っても絵の仕事ばかりさせるどころかメアリも酷かった米林作品を並べて「ジブリに後継者なし!」と世間をだまくらかした宮さんの性格の悪さはいかがなものか。

そのあとエキスポシティで来るべき冬の買い物ついでに覗いた映画館で上映中だった「2001年宇宙の旅」に心惹かれたけど、嫁はんが一緒だったのと、やはりこの映画を全編観るのはそれなりの心構えが必要なんで見送ることにする。ちなみにこの映画、ステーションとオリオンのランデブーと、エアリーズ号、ディスカバリー号の冒頭シーンはほとんど毎週観ているような案配。

ポール・オースター「孤独の発明」ずいぶん前に読了。個人的な理由で父と子のハナシはいつも興味深いけど、ピノキオを比喩にしているところが面白かった以外はあんまり覚えてない。

アンナ・ゼーガース「第七の十字架(上)」読了。ナチの収容所から脱走した七人の囚人なるプロット、そして訳者前書きが素晴らしくカッコいいので期待して読んだら思ったほどでもなかった。(下)はどうするかしらん。

しかし最近は集中力がなくなったのと当たりが少なくなったからかしらん、読書するのもひと苦労でカナワン。

素晴らしく絵が上手くてサービスシーンが多いアニメだと思ってた「ダーリン・イン・ザ・フランキス」がほとんど話題になってなかったのが不思議だったけど、ATXでやってんの観て納得した。こんなん誰が嬉しいねん。