人々よ、私はあなたたちが好きだった。気をつけてくださいよ!

今週も関西はプリキュアがなかったけど、嫁はんと出かけたライフでキュアパルフェ食玩を買ってもらったんでよし。しかし徒歩10ぷんだった三番街の、去年まで心からどうでもよかったプリキュアプリティストアの移転がいまさら惜しまれる。

ユリウス・フチーク「絞首台からのレポート」読了。つい手にしてしまうナチスものノンフィクションで、以前読んだ「夜と霧」と確実に違うのは今回は政治犯のハナシで、筆者のフチークがゲシュタボに間違いなく処刑されることが分かってる点。それでいてこの冷静な筆致はいったい何なのだと思って読んでいると、本の半分くらいで突然終幕してぞっとさせられる(あとの半分は注釈と年表)。

スターチャンネルE.T.」。ロードショウ当時、旧三宮国際松竹(夏が来ると思い出す、哀戦士編とか並んで観たなあ)で立ち見で観て、あまりに面白くなかったんで有名な自転車のシーンより前に途中で帰った映画。いま観ても全然まったく面白くなかったし、相変わらずグロテスクなだけのE.T.の何がいいのかさっぱりだったけど、ラストシーン近くの車とMBXのチェイスがとても良かったんでまあ許す。あと指先をくっつけるシーンって本編になかったのね。オリジナルは1982年で今回のは20周年記念の差し替え2002年版で、エリオットくんらを追跡する男らのトランシーバーを持つ手のカタチが拳銃を持ってるようにしか見えないのはご愛嬌、なのか?