ヒューマン・バイブレーション

藤川桂介「アニメ・特撮ヒーロー誕生のとき」読了。昔から一度読まんといかんと思ってた一冊。全編もう何処から突っ込んでいいやらワカラン内容だったけど、とりあえず驚いたのは氏が子供番組を舐めてかかって書いてあのていたらくかと思ってたら、実はそれなりに考えて書いてあの体たらくだったと言うこと。そして自作のゴッドマーズをもって日本のアニメーションは終わってしまったと考えてるらしいこと。作品どおりの恐るべき自己中心主義者で、巻末の自伝とご尊顔も合わせてろくでもない人間であるのはまあ間違いない。そして藤川脚本を子供時代に観てしまったおかげさま、ろくでもない日本人が大勢出来上がってしまったのも間違いない。最近、都内で放送されたゴッドマーズが大人気だったらしいけど、実際、藤川脚本に違和感を覚えない人間性ってかなり問題があると思う。

ダメな日本人といえば東映チャンネルに流れた仮面ライダー1号とか言う映画の予告で日本がダメになるとか言ってたけど、むしろこんな映画を作って喜んでる連中がいるから日本はダメになるのではないのか。