お前に教えてもらうことなどない!

テレ朝チャンネルクレヨンしんちゃんアクション仮面VSハイグレ魔王」。22年前に板宿東宝でロードショーを観て以来ぶり。まだ原恵一があんまりたいしたことなかったのかしらん、原が手掛けてテレビに倣った前半はダメで、後年の劇場版に続くノリの本郷みつるの後半は最高に面白くて、これからもしんちゃんの映画を観ようと決めたのも懐かしい。ついでにハラマキレディで井上瑤の女性声を初めていいなあと思ったのも懐かしい(ちなみにガンダムでいちばん嫌いなキャラはセイラ・マスです)。1993年。

007を観にいくはずが手違いでスターウォーズになった相棒が話してくれた内容や設定や、次回から本気出すらしいルークはもうギャグ以前の問題だけど、とりあえず生死不明のハンソロはハリソンくんが次回作まで存命なら生きてたことにして、死んでたら死んだことにするつもりなのは分かった。

しかしまあ40年前に核家族化を憂いて流星人間ゾーンが製作されたみたいな国民性が、なぜ宇宙の果てまで胡散臭い家族愛で塗布した、いまどきのアメリカ映画らしいスターウォーズに耽溺するのか、ほんま不思議でならない。

胡散臭いと言えば「日本を作ったのは勇気と友情でした」なんて真顔で言う手合いは絶対に信用できないと思うんだけど、そんなドラえもんはもう完全にアホを騙りにかかっとんな。