畜生!ヘドロン皇帝陛下め!

ATXのメカンダーロボ。観てて良かった新作のオズメル将軍の最期はコンテが全然まったく間違ってないぶん、チャージマン研に毛の生えた程度の動画が実に惜しい。続いてヘドロン皇帝の最期はヘドロン皇帝の回想が知らん間に地球陣営のそれにシフトして海堂脚本のご苦労が偲ばれるけど、ヘドロン皇帝が消滅したのをジミーたちが知らないまんま、しかも地球規模でスタートしたドラマがジミーの個人的な回想で幕を降ろすのはいささか釈然としない。まあでもとても懐かしいので許す。

魔球続々シリーズに突入してドラマの破綻に拍車がかかったKBSの侍ジャイアンツ。腐るほどリピートがかかってた関西勢には初期のオープニング(内容にまったく無関係と言っていいこれだけは最高)以外は特にノスタルジィや感慨もなく、こんな幼稚なアニメがいまだそれなりに評価されてる点を考えると、大塚康雄のお子好きのする絵はやっぱり偉大だったのだと思う。

そんで侍ジャイアンツを観るのやめて、アニマックスのドカベンを観はじめているけど(平日に1日2本で大変)、当時は水曜に観るもんなくて、いかにも仕方なく観ていたアニメがいま観ると素晴らしく面白くてびっくりする。まあそれもルーチンに入る前、せいぜい中学編までなんだろうけど。あとスポーツアニメに欠かせない岡迫先生が結構作監に入ってて、どうせならキャラデまでやったメカンダーもいっぺんくらいやって欲しかったなあと思った。

しかし山田って大人物にもほどがある。あんな人間になりたかった。