和製ブロンソン

岡本喜八が続いて日本映画専門チャンネル「吶喊(とっかん)」 。ワタクシが喜八の映画に求めているバカさとカッコよさだけで出来たみたいな映画。東宝系でバカ俳優と言えば佐藤充のイメージだったけど、伊藤敏孝のバカっぷりもまた羨ましくなるほど巧い。そして高橋悦史のカッコよさは異常。こうなると同じ喜八の映画で伊藤と丹波義隆が競演する「青葉繁れる」もがぜん観てみたくなった。あと士官ヨローリンこと村松克己の出番が(あれでも)多かったのが嬉しかった。市川崑 の「股旅」にイメージが似るのは小倉一郎岡田裕介がどっか似てるからかしらん。1975年。