ディズニーの宇宙旅行

vakisim2013-12-12

西村賢太苦役列車」読了。超露悪的な手元に絶対置いておきたくない私小説。恐ろしく身につまされる一方で過酷な半生に自殺念慮微塵もないしたたかさには驚かされる。表題作もアンフェア臭がぷんぷんする芥川賞にしては面白かったけど、むしろ併載の「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」から、文学賞を渇望する自分を迂回した眼差しで分析する一連がなかんずく圧巻だったと思う。

四海に沸くディズニー野郎どもを向こうに回して「TOMORROW TO THE MOON」がようやっと手に入った。掲載のスチルから、ムーンライナーも凌駕するRM-1ロケットのカッコよさを見よ!