自分は不器用ですから

高倉健「あなたに褒められたくて」読了。健さんのエッセイ集。サスガは自称不器用な健さんだけあってすげー読みづらかったけど、翻ってその人となりが鮮やかな筆致はユーモアも交えていずれも魅力的だった。

東映チャンネルのグレンダイザー。「発進!! 秘密ルート7」はまじりっけなしの小松原と友永原画、それにウエショーに勝間田演出で劇場版のダイザーVSグレート(つかこちらは藤川桂介)にも見劣りしないアニメファン必見のベストの一本かと思う。それはともかく大介さんのバギーって武器つけすぎ。

NECOのマイティジャックは「燃えるバラ」。のちのトリプルファイターで傑作スパイアクションを完成させる若槻センセですらこの凡作っぷり。ドラマ部分はそれでも色々と惜しい部分があったりもするけどトクサツはもはや絶望的。見るに耐えないお粗末なレイブンとピブリダーの決戦、そして旅客機の救出シーンは矢吹総裁からの視点が入るのではないかフツー。ちなみに決定稿「燃えるバラ」には当八郎の出番はなかった。