愛のバルコニー

NECOのマイティジャック「K52を奪回せよ」。オールドミス女優・斉藤チヤ子と円谷プロが共通する「京都買います」との懸隔に唖然とすることうけあい。大人向け(笑)ドラマを標榜しながら新金属K52を巡る隊員らの回りくどいセリフはどう聞いてもジャリ番のそれで、井上紀明の大根にもほどがある演技もマイナスに拍車をかけている。それでもシリーズではずいぶんマシなイメージなのは先の斉藤チヤ子と、空港の爆発シーンの合成と、MJ号?マイティ号?の発進シーンにウルトラにカッコいい「MJ号発進」が流れるからなのは作品の完成度と全然まったくカンケーない悲しさ。

東映チャンネルのグレンダイザー。「心に響く愛の鐘」。宇宙科学研究所の一所員の婚約者がベガ星人に操られる、安藤・青鉢コンビでハナシも絵もなんとも中途半端なエピソード。なので自然と心は既に次回の荒木作画に飛んでいる。