アメフトのフィールド5つぶん

H500×W350の側溝に潜んで女子大生のスカートを覗いていた犯人は20メートル離れた排水口から這って現場に到達したらしい。お前はショーシャンクの空のアンディーか。

ムービープラス「ボニーとクライド/俺たちに明日はない」。いまや皆さんほったらかしのワイルドセブンの「200KM/H心中」はなんべんも観てるけど恥ずかしながらその出典は初見。ウォーレン・ベイティフェイ・ダナウェイをメインに配した時点でボロ勝ちみたいな映画。いま観てもこんなにスリリングなんだから公開当時はそらもうショッキングだったろうことは想像に難くなく、若きウエショー青年がいっちょ真似したくなる気持ちもよく分かる。銃撃シーンの着弾のトクサツも完璧。アーサー・ペン監督で1967年。

カートゥーンネットワークあしたのジョー」。大塚周夫が演じるゴロマキ権藤ってカッコいいなあ。ちなみに大塚周夫を愛してやまない友人的にもかなり上位にくるキャラらしくて嬉しくなる。でもやたらジョーに与したがる渡部猛のゴロマキ権藤はどうでもいい(つか「あしたのジョー2」が心からどうでもいい)。

カートゥーンネットワーク科学忍者隊ガッチャマン」。「ギャラクター本部に突入せよ!」。沼尻東に塩山先生のキャシャーン組がガッチャマンの原画に並ぶといよいよ製作ものっぴきならない感じ。正義の名のもとの戦いの難しさにジャリ番で先鞭つけるような秀逸なラストシーンから、ヘムラー(田中秀幸)の「ギャラクターに負けるなよ!」のじんとくるセリフは、健の「俺たちはいい気になりすぎていたのかも知れない」とも演出で加筆されている。

BS11なんかでスポットがやたら目につく俺の妹がこんなに可愛いとかなんたら言う延々やってるアニメは、電王なんかと同じく、いったいどれがホンモノなのだ?