赤と黄色のラリー車を追え!

そこにジャンボジェットが降りてくる絵があったらまあ間違いない、長石多可男監督が逝去。お子の時分でいちばん心に残ってるお仕事はXライダーの放映中に本命ライダーのV3がバスケの助っ人にやってくる「フィンガー5の大冒険」と、ザ・カゲスターの初期オープニングのデン!ドン!でカゲスターが戦闘員にキックかますとこ。カゲスターはカマキラーに襲われたお母さんの絶叫でベランダに干してあった傘がはらりと落ちるピンク映画みたいなシーンも忘れ難い。長じてからはスーパー戦隊でもいちばん面白いと思っているターボレンジャーに、最後の東映ヒーローと言って問題ないシャンゼリオン龍騎まで観ていたテレ朝ライダーも長石監督がやってたから付き合ってたようなもんだった。超野心作だったイナズマンFとカゲスターのエネルギッシュに過ぎる絵作りや脚本のおかげさま、永遠の学生運動家みたいなイメージの監督さんだったけど、本当に長年愉しませていただきました。ご冥福を心からお祈りいたします。

しかしほんま、これで完全に終わった感があるな。