東は東、西は西、しかし我が家は最良

これ目当てでDVDボックスを買ったと言って過言でないスプラッシュスターの特典色紙が届いたぞ。稲上センセの女の子は大げさなほど大きく鮮やかに描かれた目、そしていらん効果のないキレイなお顔ががなんたっていい。ワタシにとって咲ちゃん舞ちゃんを越えるアニメの女の子はもう現れることはないだろうと改めて思う。きっぱり。

プリキュアと言えば先だって見かけた三姉妹。歳の離れた長姉と次姉を諌める眼鏡の末っ子がびっくりするほどアコちゃんにそっくりで、大嫌いだったキュアミューズがちょっとだけ好きになったと言うどうでもいいハナシ。

スターチャンネル「バニーレークは行方不明」。当時のプレスでも部外秘だった事件の真相が気になって20年くらい観たかった映画だけど、いまどき20年も見る機会がなかった映画なりの顛末はちょっとがっかりだった。同じような売り方なら「何がジェーンに起こったか?」のが面白かったと思う。ちなみにスティーブンを演じるケア・デュリアは後年の「2001年宇宙の旅」のボーマン船長の人。しかしこのイッてるふたり以外で名前を聞いたことがない。1965年。

「鉄鋼王カーネギー自伝」読了。とんとん拍子に出世する様はまるでケンケン国のケンケン王のよう。しかし移民の雌伏を描いた青年期より鉄鋼王として雄飛する中年期のが面白かったのは意外だった。人生には謙虚さと勤勉さ、そして楽観が肝心とまっすぐに示してくれる、いまどきの自己啓発本なんかよりよほど得るところが多い好著だと思う。読んだら捨てるつもりだったけど手元に残しておこう。ちなみに自分が手にした角川版(昭和42年1月30日初版)のタイトルには「事業家を志す人々のために」なる副題が続いている。