意思の疎通が欠けている

シネフィルイマジカで「暴力脱獄（Cool Hand Luke）」をやってるのを見つけてラッキー。ポール・ニューマンは去年死んだけど、クールなルークは永遠にカッコいい。そしてジョージ・ケネディとポール・ニューマンのボクシング勝負は間違いなく「さようならドラえもん」に影響を与えている。さらにジョイ・ハーモンとラクウェル・ウェルチのおっぱいは質感が似てるような気がしないでもない。相変わらず自分が見るのは本編と全然まったく関係ないとこばっかりである。時期が時期だけにアメリカン・ニューシネマのいやらしさも否めないけど、「大脱走」から「網走番外地」まで、例外なく元気の出る不撓不屈の脱獄モノのいっぽんとして、見といてソンのない映画ではあるまいか。ラロ・シフリンのサントラ買い直そうかしら。1967年。

一巻数万円でもフィルムの質感に拘りたい連れの覚悟は真似できないけど理解できる。ミクロイドＳならことさらである。