飛び出せ人間大砲

そういや日曜日の朝にテレビつけたらやってたなんたらレンジャー。赤と青だかのチャンバラが、特に鞘からはんぶん抜刀して相手の攻撃を受けるヤツとか、モゥおハナシにもなんにもならないと言うか、ひょっとしてカッコいいつもりなんか知らんと見てるこっちがサビシイ気分になる。変身忍者嵐の爪の垢でも煎じて飲んでいただきたい。しかしジャッカーやスパイディにしっくりくるジャックのアクションの陰気臭さって30年経っても相変わらずで、これはむしろ名人芸と感心するところなんか知らん。

へんしんにんじゃと言えば文弥と言えば東映チャンネルのザ・カゲスター。ちょっと遅れてどぶねずみ作戦は石森史郎の甲斐ある明智先生っぽい猟奇ムードがバツグンにカッコいい。山本昌平に高品正弘の変態キャストも最高。ちゃかちゃかした演出はデビューを控えてちょっと長石先生が手伝ってる感じ?

NECOのミラーマンはついにジャバラ登場でほんまにどうでもいい。

今回久しぶりに見直して、ゴルテウス共々やっぱり藤川桂介はサイテーだと心から思った東映チャンネルのバラタックがようやく終わって、ミクロイドSがスタート。コン・バトラーやコセイドンの辻御大にしていきなり苦しい導入部で、むしろこんなもんが2クールも良く続いたもんよな(死ぬほど好きだけど)。