2008-07-27 幾度も雨は降り、何処にも風は吹く ミュージックグラフティで久しぶりに流れたロックパイロットの「ひとりぼっちの出発」って荒削りにもほどがあるけど、青臭いパワーが漲っててボカァ好きだなぁ。しかしPYGのあとに「ひとりぼっちの出発」を流すミュージックグラフティのセンスって故意なんか知らん。大岡昇平全集を読了。当然なかんずく傑作だった「野火」の、書評に似るが写実的であって戦場の悲惨さがほとんど感じられない格調高い筆致に唖然とする。どれくらい知的ならこれほど超越した文章が書けるのか想像もつかん。